天気予報、当たらないことが多くなって来た。
午後から雨になるとの予報で、傘を持って出かけたが、結局降らなかった。
天気予報は、これまでの経験値から、雲の動きなどを見極めて、これから天候がどう推移するのか、検討し、大よそのところを予想する。
自然現象なので、どんなに超高性能なコンピュータでシミュレーションしてみても、ピタリ、ズバリと予報が当たることはない。
同じ経験値からの予報になるが、断酒予報は、当たる。
同じく、飲酒予報も当たる。
酒を沢山飲むとどうなるか、それを毎日続けるとどうなるか、自分の経験と、これまでに学んできた多くの事例から、分かる。
飲んだくれの人が酒を断つとどうなるか、それを継続するとどうなるか、これも自分の経験と、オフ会等で出会った多くの断酒仲間の事例から、分かる。
飲酒にしても断酒にしても、それを続けた場合どうなるのかについて、これほど精度の高い予報が出ているのに、飲酒から断酒へと移行する人は、極端に少ない。
酒を飲み過ぎることが、どんなに危険な行為であるのかは、分かっているのに、自分だけは大丈夫とか、あれは自分とは関係ない話とかで、切り捨てている。
いざ、自分が当事者になった時に、慌てふためくことになる。
飲み続ければ飲み続けるほど、更に欲しくなり、24時間身体にアルコールが流れていないと落ち着かなくなる。アル中の完成だ。
何度も書いているけれど、完成したアル中は、ほぼ毎日私が見掛ける。駅の近くで、ストロング系の缶飲料を片手に、朝から酒に飲まれている。飲み続けると、こうして朝からアルコールを身体に入れないと生きられなくなる。
飲酒予報も、断酒予報も、天気予報に使うような高度な計算も必要ないし、コンピュータも不要だ。私やあなたの経験値から、確実な予報を出すことが出来る。
コロナ禍 で、この先どうなるのか分からない不安から、飲酒量が増えている人が多くなっていると聞く。
矛盾しているのだが、酒を飲むことによって不安を紛らわしている積もりが、実は酒を飲み過ぎることそのものが、人生の不安事項なのである。
コロナ禍 の不安は、酒によって解決や解消することは絶対にない。寧ろ、飲酒することによって、悪化する。これが、100%当たる、飲酒予報である。
酒を断って、アルコールを完全に抜いた頭で、現状と先々のことを良く考えるのが、ベストである。これが、100%当たる、断酒予報である。
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