連日、暑い暑いと書いているが、今日も暑かった・・・
この猛暑は、一体いつまで続くのだろうか。
若い頃は自分の生まれた季節の夏が大好きだったが、今は冬のほうが好きだ。
どんなに暑くても、湿度が高くて不快でも、もはや私の脳裏にアルコール飲料は一切浮かばない。食料品を買いに入った店でそれらを見かけると、反射的に吐き気を催すようになったのは、いつ頃からだろうか。
さて、断酒が継続し、酒なし生活の快適さが実感できると、それを多くの人に伝えたくなる。私もこうして日々ブログでそれを発信している。
しかし、勘違いしてはならない。
私は、ただ単に断酒を何年も継続しているだけであって、断酒の先達に過ぎないことを自覚している。
たまに、師匠のように振舞ったり、断酒の初心者に師匠のように思われている人がいるけれど、勘違いも甚だしい。
武道、華道、茶道、将棋、囲碁、その他習い事などの師匠は、厳しい修業時代を経て、その道を習得し、師匠となった人だ。
断酒を何年も継続してるアル中は、断じて師匠ではなく、単なるアル中の同輩に過ぎない。
何故なら、何年も断酒をしている人でも、ほんの少し足を踏み外したら、飲酒地獄に舞い戻るわけで。
もうひとつ、断酒とは、飲んでいた酒を断つ行為だが、確立されたやり方や技術と言ったものは皆無で、断つ人が一人ひとり、自分のやり方を習得しなければならないものだから。
そもそもアル中には、飲み続ける、飲まないの二様しかなく、断酒の先達は、その後者に過ぎない。つまり、飲まないながらも、アル中に変わりがないのだ。
先日も書いたけれど、断酒の先達を目標に、その人の後を追い駆けるのは良いが、その先達の人を師匠と思ってはならない。
もし、その先達の人が足を踏み外してスリップしたら・・・え‼師匠と慕っていたあの人が⁉と、受ける衝撃が強すぎるだろうから。
現在、あるSNSで、オフ会等で私に会ったことのある人たち十数人とグループを作って、日々ゆるくやりとりしているのだが、この感じがとても良いと思っている。
グループのメンバーは対等で、それぞれが相手を思い遣って発言し、またそれぞれが相手の発言をきちんと受け止める。
断酒の先達としては、それなりに断酒についての経験値があるので、後から来る人にアドバイスしたりすることはあるけれども。
依存物質のアルコールから如何に離れるか。
どうしたら心を平安に保てるのか。
この辺りは、多くの断酒の先達から学ぶことが出来る。自分に合ったやり方、考え方を見つけて、マネするのも良し、改善するのも良し。
そんなわけで、断酒の同輩の方々、これからも一緒にネ!
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