香川県の高松市で起きた、女児二人の車内放置熱中症死亡事件。
26歳の母親は、9月2日の夜から、15時間以上も、6歳と3歳の女児を車内に放置したまま、店を3軒はしごして、一晩中酒を飲んでいたそうだ。
この二人の女児は、熱中症で亡くなってしまった。
男の子でも女の子でも、6歳、3歳くらいの頃は、可愛いのはもちろんだが、親がいなければ生きていけない。
あまりにも惨い話なので、痛ましいやら、可哀想やら、女児二人はきっとママを探し求めて、もがき苦しんだことだろう・・・
この母親が日常子供をどんな風に育てていたのかとか、子供たちは幸せだったのかとかは、全く分からない。
しかし、とても子供を可愛がり、子育てに熱心な母親が、突然このようなことをするとは到底思えない。日常的にこのようなことを繰り返していたのではないだろうか。
この痛ましい事件では、若い母親が一晩中飲酒していたわけだが、常識では考えられない行動だ。
ひょっとしたら、最初から一晩中子供たちを放置する積もりなど無くて、数時間で戻る予定で、一軒目の飲み屋に入ったのかもしれない。
酒(アルコール)の恐ろしい所は、薬物アルコールが脳に回ると、理性が飛んでしまうことである。思考のベクトルが、自分の都合の良い方向へしか向かない。
私もかつての飲んだくれ時代、子供より酒を優先したことが何度もある。
断酒初年度の懺悔ブログに書いているけれど、息子が6歳の頃、保育園の親と子の集まりで、飲み過ぎて泥酔し、息子が行方不明になったことがあった。
自分でも、我が子を危険に晒したことがあるので、この母親を頭ごなしにけしからん!などと言う資格は、私には無い。
私は、子を持つ親には、無条件に飲酒はしてほしくない。子育てに於いて、親が酒を飲むことについては、弊害しか思い浮かばない。良いことはひとつもない。
赤ちゃんは全く無力で、親が全てしてあげないと、生きて行けない。段々と成長して、オムツが外れた頃は、ちょろちょろとあっちこっち歩き回り、親が目を光らせていないと危険だ。
子育て中ならば、酒なんぞ飲んで酔っ払っていたらあかん!
などとエラそうなことを言っている私は、上の子が中学3年生、下の子が中学1年生くらいまで、飲んだくれて子育てをしていた。
我が家は、かみさんが全く酒を飲まない人なので、父親の私が飲んだくれでも、何とか子育てが出来ていたようだ。その点はとてもラッキーだった。
失った時は返らない。なので、私の経験から、今子育て中の方々に伝えたい。
飲酒しているなら、断酒しなさい!子育ては、素面で!と。
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