早起きして、新木場公園へ釣りに行って来た。
かみさんも一緒に来て、読書をしていた（笑）
ここへ来るのは、２年半ぶりくらいかな。釣り場としては、あまり釣れず人気が無いが、駅から近いのと、芝生があって寛げるので気に入っている。
但し、バーベキュー広場が併設されていて、昼近くになると、ヨッパライが出現するので、いつも昼前に撤収している。
案の定、釣果は望めず、クロダイの子のチンチンが３匹釣れただけだったが、気分転換になったので良しとした。
さて、話は変わるが、アルコール依存症の恐ろしさをまざまざと物語るニュースが飛び込んできた。
元アイドルＴＹが酒気帯び運転で現行犯逮捕された。
我が家は、オヤジが断酒しているアル中なので、この手の報道には超敏感に反応する。
娘はアルバイトでいなかったので、以下、息子とかみさんと私の会話だ。
息子：「ＴＹ、飲酒運転で逮捕されたねぇ～」
かみさん：「まだ酒やってたんだね・・・」
息：「２年前だっけ、入院して治療したんじゃないの？」
か：「酒やってる人は、入院くらいじゃダメみたいだね」
息：「なんで酒なんてやるんかな～」
のみすけ：「おいおい！酒やるって、丸で薬物だな！」
か：「え⁉酒って薬物でしょ‼」
息：「アルコールだもん、薬物だよね？あれ⁈」
日頃、当ブログでは、酒は薬物で毒物だと書いているのに、かみさんと息子との会話の中で、酒を「飲む」ではなくて「やる」と表現していたのが何だかおかしくて、会話に参戦してみたのだった。
私の主張が家族に浸透したのではなくて、かみさんは、元々酒を薬物と見ていて、酔った人は、薬物中毒との考えだ。 息子は薬学を学んでいるので、当たり前にアルコールは薬物だと認識している。
この事件は、元アイドルが起こしたものなので、実に多くの報道や、ＳＮＳでの意見表明が成されている。キーワードは「アルコール依存症」だ。
「アルコール依存症」なる病名が独り歩きして、その実態については知らない人が多いと思う。
この病気「アルコール依存症」について、本当に学んで知っている人は、アルコール依存症当事者の人に対して、だらしないとか、弛んでるとか、意志が弱いとか、飲み方が下手だとか、絶対に言わない。
それは、何かの病気に罹患した人に、気合が足りないとか、身体が弱すぎるとか、日ごろの行いが悪いとか、全く方向違いの事を言っているのと同じだから。
今更書くまでもないが、アルコール依存症に治癒は無く、回復或いは寛解があるだけである。
アルコール依存症の治療は、第三者に勧められて仕方なく受けても、回復しない。
本人が自分の病気（アルコール依存症）を認めないと、断酒へと進まない。
最後に、私は今日のかみさんと息子との会話に出て来た言葉を、ＴＹに贈りたい。
「まだ酒やってるの？」
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