昨日の記事への、ピングーさんからのコメント。
「(前略)私も断酒してすぐは、飲んでしまう夢を見ました。心と脳がアルコールと闘っている証拠だと思います。」
これを読んで、「あー、飲酒の夢か。もう随分と長い間見てないな・・・」と思った次第。
飲酒への願望が、心の底に少しでもあると、その未練心が夢に酒を出すのだろう。
私もかつて、断酒してから一年くらいの間は、かなりリアルな飲酒の夢を見た。頻度的には、ひと月に一度くらいだっただろうか。
(あ!せっかくやめてたのに、飲んじゃった!)
激しい後悔と残念無念な気持ちで、ガバッと布団から起きて、身体は冷や汗を掻いていて、夢だと気付き、一気に力が抜ける。
断酒に気合を入れていた頃、力こぶを作って断酒をしていた頃、飲酒の悪夢を良く見たものだった。
私の場合、断酒が当たり前になって、酒への未練が消えた頃、夢に酒が出て来ても、夢の中で断酒をしていた。
ここ最近では、一番直近の飲酒絡みの夢は、一年以上前かもしれない。夢の中でも酒は飲まず、当たり前にジュースを飲んでいた。
だが、もう飲酒でも断酒でも、酒が夢に出てくることは無くなった。酒が好きとか嫌いとか論じていた頃から、何歩か進んで、今は酒に無関心だからかな。
「♪夢でもし逢えたら 素敵なことね」のフレーズで始まる、『夢で逢えたら』と言う歌がある。
好きな人、憧れの人に夢で逢えたら、それはそれは素敵なことだろう。
けれど、絶対に逢いたくない、大嫌いな酒、敬遠している酒が夢に出て来たら・・・
夢で酒を飲んでしまったら、自分はまだ酒に未練があるんだな、くらいの感じで捉えておけば良い。それ以上でもそれ以下でもない。
「♪夢でもし飲んだら 未練なことね」
心の底にある酒への未練は、日々の断酒を重ねつつ、酒の本質、酒の真実を学んで行く内に、どんどん薄まり、数年で消え去る(はず)。
あの、どうしようもない飲んだくれオヤジだった私でさえ、今は全く酒への未練がないどころか、酒なんぞ毒だと認識している。だから、飲酒の夢は見ず、たまに見るのは断酒の夢だ。(それさえ、見てないか・・・)
今、日常生活では断酒しているのに、就寝中に飲酒の夢を見ると言う方は、断酒が順調な証拠である。
あまり気にせずに、断酒を継続している内に、夢の中でもきっぱりと断酒するようになる。
実は、私、自分の断酒に感動したことが二度ある。
最初は、断酒後初めて飲み会に出て、一滴も酒を飲まずに飲み会の最後までいて、素面で夜道を歩いて帰る時、何だかとても自分の断酒に感動した。
二度めは、夢の中での飲み会で、きっぱりと当たり前に断酒を守っていて、起きてその夢を思い出した時、やった!夢でも断酒してた!と、自分の断酒に感動した。
今宵、あなたも、夢の中で断酒してるかも⁈
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