昼も夜もめっきり寒くなった。
早朝、ゴミを捨てに外へ出たら、吐く息が白かった。
寒くなって来ると、身体が強張って、動きが鈍くなるので、特に外出時は注意しようと、かみさんと話している。若い頃のように、身体が敏捷に動かないから😭
外出時の注意で、一番意識しなければならないのは、道路を歩いたり、横断したりする時の、車の動向である。
車側の過失で多いのは「だろう運転」だそうだ。
その先の交差点は、早朝だから一時停止しなくても、大丈夫だろう・・・
あそこの駐車場からは、車が出て来ないだろう・・・
日曜だから、学校の門からは子供は出て来ないだろう・・・
他にも、色んな「だろう・・・」があって、自分の都合の良いように考えて、車を進めると・・・
(あ!危ない!)ドーン!!
思ってもいなかったところから車が出て来たり、老人の自転車が急に車に近寄って来たり、物陰から子供が飛び出して来たりして、急ブレーキを踏むまでもなく、大きな人身事故が起こるわけだ。
酒でも同様に「だろう飲酒」と言うのががあるのではないだろうかと、ふと思った。
断酒中に、ひと口くらいなら大丈夫だろう、とか、今日だけ飲んで明日からまたやめればいいだろう、のような「だろう」があるかもしれない。
断酒とは関係なく、私の飲んだくれ時代の「だろう飲酒」は、
もう1本くらい飲んでも大丈夫だろう、
もう一軒ハシゴしても大丈夫だろう、
終電が無くなってもタクシーで帰れば大丈夫だろう、
とまあ、こんな「だろう飲酒」ばかりしていたものだった。
酒飲みは特に、飲酒優先なので、自分が酒を飲むために都合の良い「だろう」を予想して、兎に角酒を飲む。
「だろう飲酒」に対抗するものは「きっぱり断酒」。
自分の問題飲酒に於いて、何一つ「大丈夫だろう」などと言う甘い予想は当たらない。飲めば結果的にひとつも大丈夫ではない。
「きっぱり断酒」を決意し、酒から離れることが、今後の人生の舵取りでは重要なことだ。
と分かっていても、中々きっぱりとやめられないのが、主成分が薬物アルコールの魔性の飲み物、酒である。
人類が地球上に現れてから、これまで一体どのくらいの人数の人間が、その身体や脳や人生を、酒に破壊されたのだろうか。
酒の害悪を真面目に考えてみると、こんなものを飲みたいと思う自分の心自体がイヤになってしまうのではないか。
酒に益は無く、有るのは害だけである。
これが、断酒人が理解すべき真理だ。
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