朝から空は鈍色で、薄っすらと明るくなって、少しだけ銀色になった。
私の住むところでは、雨がぱらついたが、日中は雪にはならなかった。
予報では、深夜から雪になり、明日の朝にかけてかなりの降雪になるそうだ。
昼間、Twitterで、フォローしている人のtweetをザーッと見ていたら、アル中の人が、自分をアル中(アルコール依存症)だと認めるまで、とても長い期間が必要だったと書いてあるのが目に留まった。
その点、私は運良く、ブログを書きつつ物凄い勢いでアル中(アルコール依存症)について学んで、数か月で自分がアル中であることを悟った。
最初の頃のブログを読み返すと「自分はアルコール依存症の一歩手前だった」とか書いている。自分がアル中(アルコール依存症)であることを認識していなかったのだ。
「いやいや、一歩手前ではない!お前はアルコール依存症そのものだったのであり、今もそうである!」
私は今では、酒から離れて久しく、酒席に呼ばれたり、出たりすることが皆無になった。
酒を断ってから1年間くらいは、酒席を避け、その後数年は、どうしても出なければならない酒席で、自分が何故酒を飲まないか説明するのがしんどかった。
ドクターストップだの、一身上の都合だの、色々な理由を考えておき、その時々に応じて使い分けていた記憶がある。
私は断酒してから今日で7年315日になり、酒など全く欲しいと思わないけれど、自分が、アルコール依存症なる病であることを認識し受け入れている。
なので、今、何故酒を飲まないのかと誰かに聞かれたら、
『吾輩はアル中である。酒はもう飲まない。』
と答えることが出来る。
アル中(アルコール依存症)は否認の病であることを逆手に取って、己の病を肯定してまうのが、一番早い回復への道だ。
『吾輩はアル中である』
アル中(アルコール依存症)は歴とした病であり、これの治療法及び発症を防止する唯一の方法は、飲酒を禁忌とすること。
このことを、私は十分に学び、理解し、自分の中で消化し、自分の骨肉となっているので、誰に対しても堂々と説明出来る。
『吾輩はアル中である』
こうきっぱりと宣言されたら、それを耳にする人は面食らうかもしれない。それも一興と、私は思う。
アル中(アルコール依存症)を恥ずべきものとして隠そうとするからいけない。それはただひとつの、不治の厄介な病であり、自分がそれを認識して、自分を酒から防御すれば良いだけなのだ。
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