今シーズン何回目かの、寒さが一転の小春日和だった。
モコモコの冬仕様の服装だと、汗ばむくらい。
コロナ対策で在宅勤務の人が多い中、寒かったり暑かったりはあまり関係ないのだろうか。それよりも、外へ出ないことのほうが身体に良くないようだが。
我が家の大学生を見ていると、コロナ禍の所為で、とても気の毒だ。昨年4月からのオンライン授業で、かなり疲弊している。大学生なのに、自校へ通えない不自由さが、彼らから何かを奪っている。
学生たちがコロナで奪われているのは、仲間との交流だと思う。
断酒だけでなく、人には仲間が必要だ。学ぶ仲間。働く仲間。地域の仲間。隣近所の仲間等々。
人はこの世に生まれた瞬間に、家族の仲間になり、それから幼稚園、保育園から始まり、学校、職場、地域、趣味などの仲間になる。
中には、ひとり孤独の一匹狼で生涯を送る人もいるけれど、それはその人の生き方なので、その人が満足しているのなら、OK。
私は、それでは淋しいけれど、ネ。
飲んだくれていた自分が、酒を断ってこのブログを立ち上げて、書き続けて来て、オフ会やらその他色々と、断酒仲間との交流を試みて来て、結果的に今、何十人もの断酒仲間が出来た。
この年になって、オフ会やZOOMを通して、顔を見て声を聴いて、話したことのある仲間が何十人もいて、いつでも連絡を取ることが出来るのは、奇跡かもしれない。
きっかけは、2016年の、ある断酒仲間からのオフ会の提案だった。その手のことに極度に尻込みをする私は、勇気を出して、第一回目のオフ会を開催してみた。
一度勇気を出してみると、二回目からは、それが楽しみに変わった。
実際に会って話してみると、コメント欄やメールだけでは伝わらぬ、生身の人間同士のコミュニケーションが、これほどに温かく、また重要なものなのであることを実感した。
断酒仲間を作り、増やし、コミュニケーションを続けることは、酒を断ち続ける生活にはとても良い肥やしになる。
相手も成長するけれど、自分も成長する。コミュニケーションすることによって、お互いに磨かれる。
断酒仲間を作りたい人に必要なのは、ちょっとした勇気である。
あなたも、勇気を出して、断酒仲間を作ってみたらどうだろう。
(※但し、断酒をネタにあなたを誘う、怪しいコミュニティもあるので、注意してネ!私の断酒仲間から、そのような怪しいコミュニティについての実態を聞いて、開いた口が塞がらない😨)
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