関東はまだ梅雨入りしていないはずだが、ここ数日、曇天から雨がぱらついている。
5月らしい、爽やかに晴れた日は、とんとやって来ない。
さて、昨日紹介した、アルコールが免疫力を下げる記事、酒の怖さがしっかりと書き込まれており、大変に勉強になった。
但し、だ。ここまで良いことを書いているのに、記事の最後に飲酒への誘いの文が載っており、なぁーんだ、結局は飲酒礼賛の提灯記事のひとつだったのかと、白けてしまった。(以下の青字がそれ。)
『耳を覆いたくなるような怖い話だが、聞かないわけにはいかない。そして、それらを踏まえたうえで、「免疫力を下げない飲み方」はないのだろうか。次回に続く。』
う~む。せっかくアルコールが免疫力に悪影響を及ぼすことについて、とても説得力のある筆致でグイグイと引っ張って来たのなら、最後に、断酒を勧めれば良いものを。
例えば・・・
『このようなわけで、酒の主成分アルコールは、私たちの体には害のみ多い。ならば、いっそのこと、酒を飲まない選択をしたほうが良い。飲んでいる人は断酒し、これから飲もうとする人は、酒を飲まない。』
このような文章で記事を締めくくってほしかった。
酒は身体に害を及ぼすとか、身体に良くないとか、酒が引き起こす病気はこれこれだとかの記事は、雑誌やらネットやらに頻繁に掲載される。
人体と健康について詳しいライターや医師が書くケースが多い。読んでいてとても参考になるが、往々にして断酒を勧めずに、そのリスクを回避する酒の飲み方へと持って行く。
私は、断酒してからかれこれ8年以上、酒(アルコール)の害毒に関する記事は、ネットや書籍などでかなり読み込んだ。
これまでに私が見聞した中で、明確に断酒をせよと説諭している文章は、アルコール依存症について書かれた本やサイトのものだけである。
酒(アルコール)は、限度を越えて飲みすぎると体に悪いが、適度に飲む分には良い、と言うような論調の記事がとても多い。世間では、頑なに、断酒を勧めない。
酒など、すっぱりと断ってしまったらどうか。
酒を断つと、人生が良い方向へ転換する。
酒とは縁を切って、酒なしの生活を始めよう。
と言うような、単純な断酒のアドバイスは、世間では聞くことがない。
なので、私が何度でもアドバイスする。
酒なんぞ飲んでいる場合ではない。
断酒こそ、人生を生きなおすチャンスであり、チャレンジである。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)