関東地方は梅雨のはずだが、梅雨らしい雨の降り方ではない。
今日の空は曇ってはいたが、雨は午後のほんの一瞬降っただけだった。
東京では、新型コロナウィルス感染症の陽性判明者の数が、増加に転じたかも知れぬ。第5波がやって来たかもしれぬ。と言われている。
最初に発生し見つかった国名をウィルスの変異株の名称にするのをやめて、α、β、γ・・・と、順番にギリシャ文字を当てるようになったので、従来インド株と呼ばれていた変異種は、Δでデルタ株。
Δ株は、恐ろしいことに、すれ違う程度で感染する力を持っていると、あるニュース報道で書かれていた。
緊急事態宣言が解除された頃から、我が家の近所では酔っ払い共が横行し始め、真夜中から明け方にかけて、彼らの発する奇声が聞こえる。
彼らヨッパライは、新型コロナウィルス感染症に対して、その無防備な姿を晒している。目の前にある感染リスクを全く無視している。アルコールでラリってしまうと、自分は大丈夫!になってしまうのだろう。
それに比べると、断酒人は、目の前にある感染リスクには敏感である。きちんと対策をして過ごしている。マスク、手洗い、人混みをなるべく避けるなどの、基本は守る。
ヨッパライと断酒人の違いは歴然としている。
唐突ながら、ヨッパライの代表として、関西弁のCさんに登場してもらおう。
彼は、私の住んでいる自治体とは別の地域に住んでおり、ワクチンの予約が取れたと喜びの報告をしてくれたのだ。
「早く大っぴらに酒を飲みたいので、ワクチンの接種を急ぎたかったのですわぁ。やっと、ワクチン接種の予約が取れましたがなぁ!」
それまでは私に、何度も何度も、ワクチンの順番がまだ回って来ないとぼやいていたわけなので、その喜びようと言ったら、天にも昇る感じのよう。
しかし、私は思った。
「ん~??」
そもそも、不特定多数の人が集まる飲み屋で酒を飲むことが、コロナ感染のリスクだったわけだと思うが・・・
飲んだくれにとってのコロナワクチンは、飲み屋で酒を大っぴらに飲めるパスポートに過ぎないのか。
断酒人にとってのコロナワクチンは、慎重に慎重を期した上での、更なるもう一歩の生活の安全を図るためのパスポートだと思うが。
但しへそ曲がりの私は、目下このワクチンの接種をどうしようか、思案中である。
人類への初接種となるこのmRNA或いはDNAワクチンに関して、何も調べずにもろ手を挙げて、やれ有難や!と無思慮無分別にただ接種を受けることは、果たしてどうなのだろうか。
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