昨夜は、ブログ更新後すぐに寝た。
だが、それから2時間ちょっと過ぎた、午前1時過ぎ頃に目が覚めてしまった。もう一度眠れば良いだけなのだが、珍しく眠れなかった。
今日は祝日で、睡眠不足でも問題ないので、そのまま自室にて、Netflixの映画を観賞することにした。
たまたまお勧めに出ていたのが、この映画。
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」
『A STREET CAT NAMED BOB』(原題)
実話に基いたイギリスの映画だ。
ヘロイン中毒で、今は行政の協力を得て、治療薬のメタドンを服用しつつ、ヘロインを断っているジェームズ。ギターを弾き歌う、ストリートミュージシャン。
このジェームズが保護した猫が、茶トラの雄猫ボブ。
映画の紹介サイトには、この文言がある。
「野良猫を助けたつもりが、救われたのはストリートミュージシャンの青年だった」
猫好きにはたまらない映画だ。何と言っても、この映画の主人公は、猫のボブなのだから。丸で「吾輩は猫である」ばりに、猫目線の映像も散りばめられている。それと、猫のボブの特技が、人間とのハイタッチ。これがたまらない。
観賞後に知ったのだが、何と映画に出演していたのは、役者ならぬ役猫ではなくて、猫のボブ自身が自分を演じていた。
酒を断ったアル中としても、この映画はとても参考になる。ヘロイン中毒のジェームズが、治療薬メタドンの服用をやめて、断薬するシーンだ。メタドンは、治療薬とは言え、ヘロインに似た化学物質であり、これを服用し続けている間は、ステータスはずっと治療中のままなのである。
カウンセラーが、ジェームズの状態を観察して、メタドンを断薬しても良いかどうか判断するわけだ。何度かの自己申告の後に、やっと断薬OKと言われ、ジェームズは行政に借り上げてもらった家に籠もり、メタドンを断薬した離脱症状と闘う。
薬物依存症からの真の脱却は、それに関するあらゆる治療薬をも断ち、離脱症状を自らの力で克服すること。このことが如何に辛く苦しいか、また、それを乗り越えた先にある光が如何に明かるいか、この映画で学ぶことが出来る。
ジェームズが、猫のボブと一緒にこの辛い断薬を乗り越えて行く姿は、感動ものだ。
それと、猫のボブが最高に可愛いし、力強い。
皆様も、機会があれば、是非ともこの映画を観賞してみてほしい。
朝方、この映画に感動して、うちの猫のちぃちゃんに、
「おい、ちぃちゃん!お前、名前ボブに変えようか。ボブ!」
と呼びかけたら、ちぃちゃんはきょとんとした顔をしていた(笑)
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