「朝のヨッパライ、ほんとうるさかった。頭に来る!😠」
私より遅く起きて来た娘が、いきなり怒り出した。本当に腹に据えかねるようで、えらい剣幕で怒っている。
「ん?え?どうしたの?」と私。
娘によれば、5時ごろから1時間くらい、男女入り混じった5~6人のヨッパライ共が、うちのマンションの近くで、大声で騒いでいたのだそうだ。
私は夜中に一旦起きて、少し部屋にいて、朝方また寝たので、たぶんそのヨッパライ共が騒いでいた時間は熟睡していた。なので、ヨッパライ共の喧騒には気付かなかった。加齢で耳が遠くなったのもあるのかな😓
しかしまあ、緊急時多宣言発令中だと言うのに、どこで朝まで飲んでいたのか、ヨッパライ共め。店でさんざっぱら騒いで来たのだから、さっさと始発の電車でもタクシーでも乗ってどこかへ消えてくれればいいのに。
「睡眠中の我が家の近くで早朝からバカ騒ぎをしないでくれ!お前らは一体何のために生きているんだ?」
私もかつて飲んだくれのヨッパライだったが、朝まで酒を飲む芸当は出来なかった。仕事が終わってから酒を飲み始めても、深夜0時を回るころには、泥酔してどこかで寝てしまっていたものだ。
ある意味、朝まで酒を飲み続け、早朝に騒ぐ元気まで残っているヨッパライ共は、凄いなとも思う。が、所詮はヨッパライ。大迷惑でしかない。
そこで私は、世にはびこるヨッパライ共の唯一の存在意義について考察してみた。
彼らヨッパライ共の振る舞いを見聞して、私たち断酒人は、自分の断酒の素晴らしさを実感出来る。人の振り見て我が振り直せ、または、他山の石である。
自分が断酒していなかったら、あのような迷惑な存在になっていたわけだ。一晩中酒を飲み、二日酔いで休日が潰れてしまうわけだ。実にバカバカしい。
ヨッパライがなぜ酔っ払ったのか、それは薬物アルコールが頭に回って脳を麻痺させたからである。酔っ払ったヨッパライは、人間の尊厳をいとも簡単に捨てて、獣(ケモノ)以下の存在に成り下がっている。
今朝の娘の、ヨッパライへの怒りを受けて、私は増々自分が二度と酒に関わらぬこと、ヨッパライにはならぬことを心に誓うのだった。
私の断酒の決意を強化するために騒いでくれたのか、今朝のヨッパライ共よ。このような点に於いては、たまに出現するのも許そう。
最後にまとめると、ヨッパライの唯一の存在意義は、ヨッパライになってはいけないことを行動で示している、反面教師であること。これに尽きる。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)