早朝、久しぶりの朝焼けを見た。
日の出は遅くなって来たが、心待ちにしていた太陽が顔を出した。
東の空から差し込む光が、2匹の猫たちにも嬉しかったようで、ちぃちゃんとみぃちゃんは、日の当たるところに出て来て、ごろごろしていた。
こんな日は、早朝の散歩が気持ち良いのだろうな。以前、散歩を毎朝の日課にしていたことがあるので、秋の気配を感じ始めた朝の爽快さを思い出した。
さて、その爽快さとは裏腹の、警官の男がやらかしたニュースに、呆れ果てた。tweetを貼っておくので、報道記事を読んでみてほしい。
はい、一句。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) September 6, 2021
『警官も 酒飲み過ぎて 犯罪者』
「宅飲み」で泥酔の警官、牛丼店で店員投げ飛ばした疑い:朝日新聞デジタル https://t.co/LQuUK7jRZP
今日のタイトルは、このtweetで詠んだ一句である。
この泥酔警官は、自宅でしこたま酒を飲んで泥酔し、家から5㎞も離れた牛丼店へ出現。そして、どういうわけか店内の券売機を蹴飛ばして、逃げた。追いかけて注意した店員の男性を、この泥酔警官はこともあろうに投げ飛ばし、更に腹を蹴ったのだそうだ。
で、取り調べに対し、この泥酔警官は、
「自宅で焼酎を飲み始めたのは覚えているが、飲んでいるうちに記憶をなくし、逮捕されるまでのことを覚えていない」
昨日の記事に書いたことだが、この泥酔警官は、正に酒にコントロールを奪われ、酒に操られて、このような事件を起こしてしまったわけだ。
酒を飲み始めるところまでは、人間が酒をコントロールしているのだが、飲み進むに連れて、酒が人間をコントロールするようになる。主客転倒である。
酒を飲んでいるうちに、酒に飲まれてしまい、酒を飲もうと思い飲み始めた人間の人格はどこかへ消えてしまうのだ。
アルコールが主成分の酒は、人間をコントロール出来るが、薬物アルコールによって脳を侵されてしまう人間は、酒をコントロール出来ない。
この事が腑に落ちた人は、酒を飲む事そのものに危険を感じ、酒を断つ。自分が酒に支配され操られてしまう事が、どんなに恐ろしい事か。
職業に全く関係なく、警官でも消防士でも議員でも、酒を飲んで泥酔してしまえば、ただの酒に操られた酔っ払いに過ぎない。
二六時中、自分が自分でいるためには、酒を一滴も飲んではならぬ。たったこれだけのことを守るだけで、酒に振り回されることが無くなるのだ。
それにしても、何故に人は酒を飲むのだろうか・・・
と、かつての飲んだくれの酒を飲まないアル中の私は、考える。
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