私は、一部の例外（ボクシング世界戦）を除いて、テレビを全く見ない。
映像で良くみるのは、YouTube。テレビと違い、自分で好きなものを選べるし、途中で止めたり早送りしたり、或いはスローで見たり、自由自在なところが良い。
最近面白くてハマっているのは、【スカッとジャパン】と言うもの。
これは、本来はテレビで放映されているものらしいが、それが編集されてＵＰされているようだ。
（家族はテレビを見ていて知っているようで、そう教えてくれた。）
世の中に起こる色々な揉めごと、困りごと、問題などを、スカッと解決した実話をドラマ仕立てにしている。
今日観たもので、とても私の心に響いたのが、自分の娘が職場の飲み会でセクハラをされて、それに対して抗議をする父親の話だ。
私も娘がいるので、もし同じような被害に遭ったらと思い、真剣に観た。
派遣期間が終わり、慰労の飲み会があり、娘さんと派遣先のメンバーで、最初は和気あいあいと飲み始めたのだが・・・
派遣先の社員の男が、娘さんの容姿を馬鹿にし、更に身体を触り、セクハラ行為をする。
翌日、娘さんは家族に相談し、母親が会社に抗議の電話を入れる。
すると、会社の社長と、セクハラをした張本人が菓子折りを持って謝罪に訪れる。
だが、この社長とセクハラ社員は、酒の上のことで覚えていないから、無かったことにしてくれと、横柄に頼み込む。
ここで、普段は飲んだくれて娘のことなど気にもかけていないような父親が、大活躍するのだが・・・
（この父親と私の違いは、私は酒を飲まないこと！）
後は、実際にYouTubeで観て頂きたい。以下のキーワードで検索すると出てくる。
【スカッとジャパン】「職場で悩む娘…父がまさかの行動に!」
かつては、酔っぱらってしでかしたことは、酒の上の失態ということで、お目こぼししてもらうのが常態であった。今でも、その名残が無いとは言えない。
上記の実話ドラマの中で、父親がはっきりと言っているが、酔っ払って暴言を吐いた本人は何も覚えていなくても、言われた方は、事細かに覚えている。その一言で傷つき、その後の人生が変わってしまうことだってある。
私もかつて、飲んだくれては「酒の上」のことで、家族には寛大に扱ってもらっていた。
しかし今時「酒の上」などと逃げ口上は通じない。
「酒の上」とは、つまり酔った上であり、更に言えば薬物でラリッた上でのことである。こう考えると、酒に酔うことの恐ろしさが良く分かる。
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