今朝6時半過ぎ、地震を感じた。富士五湖が震源地で、震度5だったそうだ。
最近、日本のあちこちで、地震が頻発している。
1923年の関東大震災からそろそろ100年が経つし、富士山は1707年の宝永大噴火から300年以上沈黙している。
東京では、揺れと噴火にいつ見舞われてもおかしくないと言われている。
天変地異と断酒については、これまで何度か同じテーマで書いて来ているが、地震の揺れを感じる度に、それが微妙なものであるほど、酒を飲んでいなくて良かったと思う。
(あ!今揺れたな。。。こんな微細な揺れでも、私は感じ取ることが出来る。酒飲んでひっくり返っていたら、大きな地震が来て家が倒壊しても、泥酔したまま死んで行くだけだろう・・・)
10年前の東日本大震災の記憶は、鮮明に残っている。あの頃の私はまだ飲んだくれの真っ最中であった。
揺れたのは、15時過ぎの日中で、たまたま出先から戻り、家へ向かって歩いている時だった。いきなり物凄い揺れが来て、道路が波立つように感じた。流石にまだ酒を飲む時間でもなく、素面の私は的確な行動を取ることが出来た。
地震に限らず、天変地異は、その起こる日や時刻を予測することは不可能だ。今起こるかもしれないし、10年後に起こるのかもしれない。
自分や家族が、何かしらの天変地異に巻き込まれたその瞬間に、泥酔状態であったなら、と想像してみると、断酒していることの素晴らしさが分かる。
例えば、地震が起こる日が分かっているとして、その日だけは酒を飲まないでいようと決意しても、アル中はそれを守れるだろうか。なんやかやと理由を付けて飲んでしまうのではないか。
況してや、実際のところは、天変地異に限らず、自分や家族にいつ何が起こるか、何一つ分からない。
酒を飲んで酔っ払うことを日常としている人は、何かすぐに対応しなければならない重大な事件・事故に遭った場合、どうするのだろうか。
私の酒を飲み続けた約30年の間、自分でやらかした数多くの事件はあったけれど、天変地異などの避けられない事象には、遭遇することが無かったが、たまたま運が良かっただけの話。
これから先、予想も出来ないような、天変地異に襲われるかもしれない。それは、いつのことか分からない。
ただ酒を飲まずに日々を過ごすだけで、それらに対しての身構えは出来る。
アルコールでラリッている時に、ぐらぐらと地面が揺れ建物が揺れても、酔っ払って身体が揺れているとしか感じないかもしれない。
酒酔いの恐ろしきことよ。
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