今朝は、東京で45年ぶりの記録的冷え込みだったそうだ。
どんな記録かと言えば、東京で12月にマイナス2度台まで下がるのが、45年ぶりなのだとか。
我が家の「東京っ子」たちは、寒くて死にそうだとか騒いでいるが、私と妻は、全然平気の平佐。何せ、冬の日はもっと寒い毎日が当たり前だった、信州と東北の出身なので。
それで、自分たちが子供のころの、当時住んでいた地点に近い場所の気温をざっと調べてみたら、驚くことが分かった。
(便利な時代になったもので、50年前まで遡って、全国主要都市の過去の天気が分かるのだ。)
私の田舎も、妻の田舎も、それぞれ、子供のころの12月の今頃の天気を見ると、最低気温が毎日マイナスで、ほぼ雪の日なのだ。マイナスも、氷点下5度とか10度とか、当たり前に記録されている。
上京してから40年以上になるけれど、東京の冬を寒いと感じたことがないのは、当たり前か。私にとって東京の冬は、子供のころの雪融けの春の陽気。
この寒さの件で思ったのは、過去に経験したことが如何に貴重であるか。これは、断酒にも言えることだなあ、と。
過去の自分の経験が、今の生活に活きる場面。断酒だと、過去の失敗を今の生活に活かすこと。
酒をやめるに至った経緯は、各人その人固有のものがある。同じ人は誰もいない。なので、過去の経験を断酒に活かすやり方は、一律同じであるはずもないわけだ。
自分の飲酒に於けるトラブルや失敗の経験は、自分にしかない貴重なものである。振り返り、思い出し、記録し、今の断酒に活かそう。私は、ブログと言う手段でもって、過去を掘り起こし、整理し、記録し、自分の断酒に活かして来た。
ただ酒を断つだけの生活は、中々継続が難しい。自分の過去を掘り起こし、過去にどんな悲惨な飲酒の経験があったのか、ひとつ残らず書き出してみるとよいかも知れない。その経験がきっと、断酒の役に立つ。
過去の経験が活きる点では、スリップしてしまった人の、再度の断酒へのチャレンジに、それは大いに言えることだろう。
親しい断酒仲間の幾人かの人から、スリップ時の経験について、心理状態、飲酒状態、立ち直るまで、などの経験を、私は伺ったことがあり、しっかりとそれを、自分のこととして、心に仕舞ってある。
その経験談を、時折り取り出しては、吟味しているほどに、それはそれは、貴重なお話なのだ。
スリップして立ち直った方々の経験も、私の断酒に活きている。断酒仲間には、本当に感謝している。
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