飛び石そのままの我が家のGWは、実質昨日で終わり。
今日はいつもの金曜日だった。
当たり前に毎日起きている、酒がらみの事件・事故を見ると、世の中に浸透している飲酒の毒々しさが良く分かる。
今日の報道で目が点になったのは、52歳の男が、飲酒中に口論になり、60代の女性にかかと落としを食らわせて、殺害してしまった事件。
もちろんこの男が悪いに決まっているが、そもそもの口論の原因は、飲酒による酔いである。アルコールが脳に回った状態の人間同士が、何かについて議論し、そのうちに白熱し、口論になったのだろう。
素面でも、口論になり喧嘩に発展することはあるが、その頻度は少ないだろう。飲酒によって、暴力沙汰は弥増すのである。
世の中には、普段は物静かで物腰が柔らかでも、酒が入ると性格が一変する人が一定数存在する。
過去に付き合ったことのある飲み仲間にも何人かいた。素面の時には静かで明るくて、人柄も良さそうなのだが、酒が入り酔いが回った状態になって来ると、豹変するのだ。
目が座り、言動が別人のようになり、何故かこちらに突っかかって来たり、喧嘩腰になったりする。
(因みに、いつも書いていることだが、私の場合は、酔って暴力的になることは決してなく、やたら陽気になり、人に絡み、そのうちに寝てしまう・・・)
私はこのような人を見ると、心の中で、
「あ!スイッチが入ったな、この人・・・」と、警戒心を強め、そこから離れる算段をしたものだった。
酔っている私でさえ警戒してしまうような、酒酔いによる口論や喧嘩の危険性。
飲んだくれ時代の私は、酒を愉快に飲みたかった。どうせ酔うならば、楽しく酔いたかった。
それなので、酔って豹変する人と、再度飲むことは無かった。そういう人から誘われても、私のほうから遠慮していた。
もう、飲み屋に出向くことは無いし、酒席に臨むことも無いが、断酒してから何度か出た飲み会で、ヨッパライ共をじっくりと観察したものだ。それによれば、ヨッパライ共の口論は、全く意味が無く、下らない。阿保らしく、馬鹿馬鹿しい。
アルコールの回ったもの同士が、その腐った脳で言葉をやりとりしているのだから、当たり前なのだが。
呂律の回らない酔っ払いの、下らない口論は、やがて争いに発展し、挙句の果てには命のやり取りにまで至ることがある。
飲酒するならば、独り酒が良いのかな・・・と、ふと酒飲みについて考えてみた。
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