梅雨独特の、晴れなのか雨なのか微妙な空。
夏日が続いたこともあって、20度弱の気温でも肌寒さを感じた。
昨日、関東地方は梅雨入りしたそうだ。
その前の中期予報では、今年の梅雨入りは遅れて6月半ば頃になりそうだとか聞いていたが、いきなり梅雨入りしてしまった。
これから梅雨明けまでの期間、じめじめじとじとと湿気が多く、油断するとカビるんるんがあちこちに増殖する。
カビは心にも生えるので注意が必要だ。特に私たち断酒人は、いつも心をカラッと乾燥させておかないと、いつの間にやらカビの胞子に侵入され、あちこちカビだらけに。
カビと言っても良いカビもあって、日本酒、焼酎、味噌、醤油などの製造にはコウジカビが、チーズの製造にはアオカビが、パン、ビール、ワインなどの製造には酵母が、それぞれ活躍する。
私が心にカビが生えないようにと例えで出したカビは、それらの良い働きをするカビではなくて、食品をダメにするカビ、また、人間の皮膚、特に足に住み着いて悪さをするカビ(いわゆる水虫つまり白癬菌)のこと。
心に悪いカビが生じると、それまでの順調な断酒生活を捨てて、酒を飲みたくなってしまうだろう。
カビは厄介で、空中から舞い降りた胞子がくっついて、そこから菌糸を伸ばして根を張り、成長して更に胞子を撒き散らして増殖して行く。
一度カビに取り付かれると、これの除去は中々に困難である。風呂場や天井、部屋の隅の壁、結露しやすいところなど、カビに悩まされた方なら分かるだろう。
心に悪いカビが生えないように、これから梅雨明けの暑い夏に向けて、心をカラッと酒なしの爽やかさで保ちたいものだ。
ジメジメして不快な日は、帰宅したらスカッとビールでも飲みたくなってしまうかもしれない。そんな時は、良く冷やした強炭酸水をゴクゴクするとか、かつての私のように、リンゴ酢などを水で割って飲むとか、ひと工夫してみよう。
私も断酒初年度に比べれば、天と地ほどの違いがあるけれど、それでも悪いカビの胞子は飛んでいるわけで、それが心に着地して根を張ったら、危ない。
5年10年20年酒をやめていても、いつ何がきっかけになってまた酒を飲んでしまうか分からない。それが分かっているので、私はこのブログを書いて、自戒に努めているわけだ。
断酒中のあなたも、この夏、心のカビには気を付けてね!
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