朝のラジオから、今日6月6日は「生け花の日」だと流れて来た。
妻と台所でそれを聴きながら、
「へぇ~!いけばなの日なんだぁ、今日は」と私。
妻が、
「そう言えば、あくびちゃん、高校の時に生け花の免状もらってたね」と。
(小さい頃の娘が、ハクション大魔王のアクビちゃんに似ていたので、うちでは娘をあくびちゃんと呼ぶことがある😂)
娘は高校時代、クラブ活動で生け花をやっていて、毎週何曜日か忘れたが、部活で使った切り花を持ち帰って来ては、家の花瓶に差してくれたのを思い出した。
6月6日が生け花の日と言うのは知らず、他にも6月6日って何かの日と定められているのかな?と調べたら、あるわあるわ・・・
楽器の日、邦楽の日、飲み水の日、梅の日、ロールケーキの日、補聴器の日、ヨーヨーの日、かえるの日・・・まだまだある。
因みに、邦楽の日だが、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われているからだそうだ。
この伝で行くと、断酒の日もあるのかなと思い、調べたら、全日本断酒連盟なる組織が、11月10日を「断酒宣言の日」と定めたのだそうだ。
断酒宣言の日。まあ、断酒の日と言っても良いだろう。
私にとっての断酒の日は、3月15日。2013年3月15日の午前中に、たった今酒を断たねばもうこの後の人生が無いと悟った。
なので、毎年3月15日を迎える度に、この日から私は心新たに、断酒の一年を始める。
断酒人は、皆それぞれに断酒の日があるはずだ。中には、私と同じ3月15日の人もいるかもしれない。
酒を断った人は、それぞれに、酒を断った日について思い入れがあるのだろうなあ。
桜の満開の日だったとか、真夏のとっても暑い日だったとか、落ち葉の舞う秋の日だったとか、雪の降りしきる日だったとか。
私の断酒の日、あなたの断酒の日。日付は違うだろうけれど、重みは同じ。その日があったからこそ、今の自分がいるわけで。
飲んだくれていた頃は、毎日が飲酒の日であって、何もわざわざ記念するような日は無かった。それが、断酒すると、断酒初日が、自分の断酒の日となるわけだ。
私の断酒仲間が、たまに、「今日で断酒してから満〇年です!」と教えてくれることがある。自分が酒を断った日を鮮明に記憶しているからこそ、断酒何年とすぐに分かるのだろう。
毎日が飲酒の日をやめて、自分の断酒の日を制定して、そこから酒を断つなんて、最高ではないか!
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