朝方は肌寒く、太陽も出て来なかったが、昼前くらいから晴れた。
今日は私の記念すべき日。断酒を開始してからついに、満10年となった。
ついに、丸々10年、一滴も酒を飲まなかった。長いようで短く、短いようで長い10年だった。ん~実に感慨深い。ここまで来るのにやったことは、ただただ酒を飲まずに10年生きてきただけなのに。
私の最後の飲酒の日の事は、これまで何度も書いて来ているが、ちょうど区切りの10年なので、また書いてみる。
思い起こせば10年前の今日、最後の酒を飲んだわけだが、それは泡盛の四合瓶だった。たぶんアルコール度数40度くらいで、容量は720ml。それを飲み干してしまった。その前に、立ち飲みで飲んで来て、更には夕食時にも飲んでいるので、追加で泡盛の瓶を飲み干したわけだ。
私がその深酒から覚醒した時、もう外は明るくなっていて、子供たちは学校へ行ってしまっていた。当時、息子は中学2年生、娘は小学校6年生だった。娘は卒業を控えていた。
その時間、仕事に行っているはずの妻が、淡々とある場所を掃除していていた。昨日も書いたけれど、その目には涙が。
夜中に私がやらかしてしまったわけだが、何をどうしたのか、妻の口から語られる言葉を聞きつつ私は茫然自失の状態に陥った。その時、翻然と酒を断つことを決心した下りは、何度も書いて来た。
さて話変わって、kazさんから、昨日の記事にコメントが入っていた。
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のみすけさんはじめまして。
私は今日現在で断酒2年6ヶ月を迎えた39歳の男です。
2年半前、私も酒で倫理性・社会性を逸脱し、人生を損なう危機感を覚える出来事があり、断酒を決意しました。
意志の力のみで絶ちここまできましたが、断酒したての当時は酒のことが頭から常に離れず、禁断症状の強さに驚き、これが強烈なドラッグであったことを再認識していました。
断酒してすぐのころ、のみすけさんのブログを発見し、半身浴をしながら最初の記事から読みふけった事を思い出します。のみすけさんの書かれた記事、全て読破させていただきました。そしてそれは自分の断酒の強い励みとなりました。
今では私も酒に関しては特に無関心といった境地にいたりましたが、本当に強く断酒を願う人には、のみすけさんのこれまで記事を是非完読していただきたいと思います。
のみすけさんは勝手ながら私の断酒の師匠です。 それでは、今後の10年前の記事へのアプローチ展開のブログも楽しみにしております。駄文失礼いたしました。
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😮凄すぎる!
私が10年に渡って書き連ねてきたブログ記事を全て読破されたとは!
確かにkazさんがおっしゃるように、私がこれまで書いて来た断酒ブログの記事を最初から読み進めるならば、読めば読むほど酒が嫌いになって、自分の断酒が心の中で正当化されることは間違いないと思う。
kazさん、コメントありがとう!
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