曇天から少しだけ晴れ間のあった一日だった。
なぜかここの所、出だしは毎度毎度天候のことを書いているけれど、一日を振り返るのには良い感じ。
１０年前は必死に書いていた断酒の日々のブログだったが、今ではただの日記と化している。それだけ酒から遠く離れたのだろう。
１０年前の今日の日記では、当時飼っていたペットのハムスターについて書いている。まさか、その後猫を二匹も飼うようになるとは、当時の私は思いもしなかった。
たまに言及している我が家の猫たちだが、１０年前のハムスターに比べると、大きいし長く生きるし、個性が強い。
本来は猫たちも夜行性だけれども、人間と生活しているので、人の生活に順応し、夜はほぼ寝ているようになった。極たまに、夜中の２時ごろに二匹で運動会を始めることがあるけれども。
猫から教わることも多々あって、ひとつにはのんびりと生きることかな。思い思いの塒（ねぐら）で、齷齪（あくせく）せずに、日がな一日寝ているような、のんびりとした生き方。
それでいて、自分の身長の何倍もの高さのところへ、いとも身軽にひょいとジャンプする敏捷性を兼ね備えている。
人間から距離を置いているようで、実は一番人間を観察していてくれる、猫の不思議な生態。一緒に何年も暮らしてるのだが、猫に関しては飽きることが無い。
私は最近、猫のように生きたいなと思うようになって来た(笑)
・‥…━━☆《１０年前の今日》
この頃飼っていたハムスターが、懐かしい。確か、我が家では三匹目となる子だったと思う。
断酒してから半年くらいは、それまで見えていなかったものが良く見えるようになって、当時のブログでも例えているけれど、飲んだくれ時代には白黒だったものが、総天然色で迫って来るような感じだった。
ハムスターのような、こんな小さな生き物も、観察していると人生についていろんな示唆を与えてくれるのだった。
・‥…━━☆☆☆
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