一日冷たい雨が降っていた。もう半袖で出歩くのを躊躇う。
やっとあれだけ待ち望んだ秋が来て涼しくなったのに、心の何処かであの酷な残暑が良かったかのように思うことがあり、不思議だ。
昨夕帰って来た息子のために、昨日のカレーに引き続き、昼には彼のもうひとつの大好物の野菜たっぷりのラーメンを作ってあげようと思っていた。
それが、今日の午前中に用があるので、と朝ごはんにカレーを食べて、息子は8時頃に我が家を出発して行った。
「またいつでも帰っておいで!」と声を掛けるのが精一杯の私と妻だった。
たったひと晩滞在して、猫たちと戯れて、大好きなカレーを食べただけであっという間に帰ってしまった息子に、私も妻も拍子抜けしてしまった。淋しい。
それでも、我が家の人間は皆酒とは無縁なので、酒に関して心配事が無いので、幸せだ。飲んだくれの私が酒を断ち、妻と息子は生来の体質で酒が飲めず、娘は父親の失態を見て育ったので酒を嫌って飲まない。
・‥…━━☆《10年前の今日》
良いことを書いているなあ。酒を断ってからの生き方は、自分で決めるわけで、正に断酒ドラマのシナリオ、監督、主演は自分である。
断酒は、ある意味、これまでの生活、これまでの人生の流れを、自分の意志で変えようと、自分がシナリオを書き、主演し、監督する、自分だけの断酒ドラマを制作するようなものだと思う。
断酒後の自分の生き方について、様々の葛藤が生じるわけで、それにどう対処するのかも、自分で考えて決めて行動する。断酒は自分が主人公のドラマだ。
・‥…━━☆☆☆
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