電車に暖房が入った。季節の移り変わりを肌で感じた瞬間だった。
これからはもう、冬へと向かって行く。紅葉も始まっており、夏から一気に晩秋のような気配だ。
今夏は例年にない異様な暑さだったけれど、我が家では冷蔵庫に常備している冷水をよく飲んだ。その他には、妻が作り置きしておいてくれた麦茶と、ペットボトルのアイスコーヒー。
炭酸飲料は数えるほどしか飲んでいない。あの人工的な甘さが何だか気持ち悪くて、最近は炭酸飲料を飲めなくなってしまった。
人工的な甘さと言えば、昔ビールと肩を並べて飲んでいた、酎ハイ系の缶飲料はどれも人工的な甘さと味だったことを思い出し、それだけで吐き気を感じた。
10年前のブログでは、アルコール依存症患者を抱える家族の悲鳴について書いている。この頃、メールやコメントで、何人もの方から、家族のアルコール依存について、相談があった。
私自身が酒の飲み過ぎで家族に迷惑を掛けていた側で、ある日ふとこれではいけないと断酒して、酒を断ってみたわけだ。それで、断然に断酒した方が良いことは明白であることをブログで発信していた。
アル中が自分の意思で断酒すれば、それまでの家族の悲鳴が、歓呼に変わる日が来る。
ポイントは、飽くまでもアル中自身の決断で苦しい断酒を選択すること。誰かに強制されたり、病気の為に已む無くするのは、禁酒であって断酒ではない。
・‥…━━☆《10年前の今日》
10年前のこの頃のブログに、コメントやメールで家族のことを相談されて来た方々は、その後どうされているのだろう。
と、ここまで書いてきて、やっぱり、アルコール依存症は、根の深い社会的病理なんだなー、と思う。これ、解決の道はあるのだろうか。酒を飲みさえしなければ、依存症なんぞにはならないし、なってしまったら、酒を断てばいいだけのことだが、『飲まない』『断つ』という、単純なことが、出来ないのが人間なのだ。
その後、アルコール依存であった家族が酒を断ち、家庭が円満になったと言うケースはかなりレアであると思う。
家族の中にのアルコール依存の人が一人いると、かなりの確率でその家族は崩壊してしまう・・・
・‥…━━☆☆☆
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