曇天からたまに雨のぱらつく、ぱっとしない日だった。ほんのいっとき太陽が顔を見せることもあったけれど。
ＧＷも終わり、人々は普段の生活に戻って忙しなく動き出している。私もかつて現役の頃は、そうだった。
昼間、所用で外出した帰りのこと、電車が止まった。先の駅で人身事故があって、運転を見合わせるとの放送が流れる。
人身事故が発生すると、動き出すまで１時間以上はかかり、運転再開見込時間が何度も放送されるけれど、その時間には動き出さない。プラス３０分は普通に遅れる。
ここはもう仕方ない。私の力で電車を動かすことも出来ないし、事故の処理を早く進めることも出来ない。なので、読みかけの本を取り出して、運転再開までの時間を読書タイムにした。結構な量を読むことが出来て、満足した。
自分の努力で出来ることと、出来ないこと。この辺りをきっちりと見分けて、自分の力の及ばないことは、明らめ、諦める。これが大事だ。
断酒も同じ。
酒をやめて飲まないでいることは、自分の断酒の努力だが、酒を造らないでくれ！とか、酒を売らないでくれ！とかは、自分の力の及ばないこと。
断酒で私は、酒を飲まないことだけでなく、人生のいろんな場面での対処の仕方を学んできた。断酒は素晴らしい！
・‥…━━☆《１０年前の今日》
酒は、基本的に毒であり、身体に悪影響を及ぼす。これは今も昔も変わらない真理だ。
未成年者にこんなにも害あるならば、「未」の取れた成年である大人にだって害があるはずだ。でも、ここのところが欠落している。そりゃそうだ。大人にはガブガブ飲んでもらわないと、商売が成り立たないものなあ。
未成年者に害があるから飲むなと言ってるのに、それを大人が飲むって言う時点で、アウト！だと思う。
・‥…━━☆☆☆
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