最近、ある方からこんなメールを頂いた。
「二週間断酒出来たのですが、油断して飲んでしまいました。のみすけさんはずっとブログを書き続けていらっしゃいますね。最初から読めばいいのは分かっていますが、そんな元気がありません。断酒に役立つお勧めのブログ記事を教えて下さい。」
私は、今日UPしたこのブログ記事をカウントに入れると、断酒4日目から、テーマを断酒に絞った記事を2150記事書いて来ている。
全ての記事に渾身の力を込めて、断酒のことを書いているので、2150記事全てが断酒にはお勧めだと、自信を持っている。なので、敢えてこの記事、などと選ぶことは出来ない。
私から言わせてもらうなら、断酒に一番必要なのは、酒をやめたい気持ちである。断酒の方法などではない。
自分に芽生えた断酒したい気持ちを、音を大きくするように、アンプで、最大限に増幅させることが重要だ。
断酒には、スタートダッシュの勢いがとても大事。宇宙に飛び立つロケットで言うならば、地球の重力圏を振り切って飛びだす初速度が無いと、せっかく空へ向かっても墜落するか、衛星としてぐるぐる回って終わる。
断酒をロケットが地球から飛び立つ速度になぞらえた記事は、こちら。
断酒のやり方を先に考えてはいけないし、本当に酒をやめられるだろうか、なんて、先のことを心配するのも良くない。
断酒は、スタートすることが肝心なのだ。
酒をやめたい気持ちを、しっかりと自分のものにして、断酒の動機づけに出来れば、スタートダッシュの準備は整ったと考えられる。
あとは、自分で号砲を打つのだ。
そして走り出したなら、止まってはいけない。昔話のうさぎと亀を思い出してみると良い。亀は、のろのろしていても止まることなくゴールを目指した。うさぎは余裕をぶっこいて、途中で休んだ。
ある期間断酒出来たからと言って、ひょっとしたら飲んでも大丈夫ではと勘違いし、飲んでしまうのは、うさぎのしたことと同じだ。
先ほど書いた、地球を脱出するロケットの宇宙速度と、のろのろと歩む亀では、話が矛盾しているようだが、そうではない。
スタート地点を振り返らずに、ひたすら前進することは同じなのだ。途中で止まってはならない。
一日一日、酒を飲まない日を積み重ねていく内に、遥か遠くへ到達していることだろう。
飲みたくなったら、初心に戻り、やめたい気持ちを思い出すことだ。
私は今は酒なんぞ全く飲みたくないが、それでも一日に一度、このブログを書く時に、6年前の断酒のきっかけとなった、自分のやめたい気持ちを否が応でも思い出している。
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