小判鮫さんが、癌治療のために入院されるとのこと。
どうか、現代医学の力で、悪いところを治して、早く退院されんことを!
何度も書いていることだが、私も顎に出来た癌を手術したことがあるので、癌に関しては、今でもとても敏感である。
私のそれは、幸いにして転移も再発もせず、あれから20年以上経過しているが、今のところ、年の割には健康な生活をしている。
日本人の二人に一人が癌に罹ると言われているくらい、癌はポピュラーな病気ではあるが、いざ自分が癌であると分かった場合、誰だってかなりな衝撃を受ける。
私も、手術で摘出した腫瘍の病理検査の結果を聞き、それが癌だったと分かった時、えぇぇ!と、青ざめた。
暫くは、酒も喉を通らなかった、と言うより、酒など飲む気にならなかった。
まあ、私の場合は、その衝撃のほとぼりが冷めた頃、また酒を飲み出して、その後は飲んだくれを続けたわけだが。
本当は、自分が癌だと知った時が、人生の岐路なのだ。
アルコールに発がん性のあることは、最早常識である。
抗がん剤を使うなら、酒は控えなければいけない。
小判鮫さんのように、癌と分かった時、既に断酒しているなら、すっと治療に入りやすい。
毎日酒を飲まずにいられない人が、癌と診断され、いざ治療が始まる時、「分かっちゃいるけどやめられない」状態に苦しむのではないだろうか。
病気になって初めて分かる、飲酒習慣の異常性。癌だけでなく、他の多くの病気でも、治療時には禁酒を言い渡されることが多い。
最初は健康な人が酒を飲むのだろうが、酒は飲んでいる内に、その健康を蝕み、病気をもたらす。そして、もたらされた病気が致命的であっても、人は酒をやめることが出来なくなっている場合が多い。
飲酒が習慣になっている人は、健康なうちに酒を断つのが良い。
健康だからこそ酒を飲んでいるのだ、などと屁理屈を並べているうちに、酒が原因の病気になることだろう。
あなたが今もし健康で、酒を断っているならば、素晴らしい人生である。
あなたが今もし健康で、飲酒に問題を感じているなら、断酒に進むのが良い。
あなたが今もし病気で、酒を断っているならば、きっと平癒することだろう。
あなたが今もし病気で、飲酒もやめられないなら、先ずは断酒するのが良い。
結局、健康でも病気でも、酒なんぞは飲まない方が良いのだ。
そもそもが、酒は万病の元であるし、酒は百毒の長であることを考慮するなら、酒から離れていることが、人生最良の選択である。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)