まだ昼にはちょいと時間のある、11時過ぎ頃。
所用である街を歩いていたら、え!こんなところに立ち飲み⁉
我が家からいくつめの駅になるのかな、それほど離れた街ではないし、割と頻繁に出向くのだが、朝からやっている立ち飲みがあるのは知らなかった。
道路側にドラム缶を置いて、それがテーブルの代わりになっている。
で、更に驚いたのは、平日の昼前からそこに屯して酒を飲んでいる若者が5~6人いたことだった。
二十歳そこそこの女性が二人、男性が三人くらい。あるものは地べたにしゃがみ、あるものは立ち、何れもどデカいジョッキを手にしている。
通り過ぎつつ彼らを横目に見て、ここは、新型コロナウィルス感染症などどこ吹く風の、全くの異次元異空間の別世界だなと思った。
無知も怖いが、無関心も怖い。実体の無いものについて必要以上に恐れることはないが、今回のような感染症については、感染するかもしれないことについて、正しく恐れなければならない。
昨日tweetした、朝まで酒を飲んでいた飲んだくれ。
『コロナって なんですかそれ? 酒浸り』
— 断酒男爵 (@anomiyakun) April 7, 2020
「朝まで酒を飲んで…」交通違反の車が逃走…炎上 https://t.co/jaFPwXpe6R
今の時期に、朝まで酒を飲み、あまつさえ車を運転して、交通事故を起こすとは!
飲んだくれ共は、新型コロナウィルスなんぞには全く無関心で、ひょっとしたら、知らないのではないかと、疑ってしまう。
恐らくだが、知っていて、尚且つ関心もあるのだが、酒を飲むことが人生の第一優先なので、飲んでいる内に酔い、その酔いが増すうちに、新型コロナウィルスなどどうでも良くなってしまうのだろう。
脳に回ったアルコールが、その飲んだくれの正常な思考を奪い、ただひたすらに酒を身体に入れることにのみ関心を示すように仕向けるのである。
酒を飲むから世間に無関心なのか、世間に無関心だから酒を飲むのか。
何れにしろ今のこの状況の中で、酒に酔うことの危険性は測り知れない。
酔うと、己の行動について、それが安全なのか危険なのかを、脳が判定しなくなる。
酔うと、自分の制御が出来ないから、自分の中では何をやってもOKになってしまう。
アルコールが回ると、こんな感じなのだろう。 ↓↓↓
「3密(密閉、密集、密接)など、恐るるに足らずだ!コロナ菌め!アルコール消毒でやっつけてやる!」
ウィルスと細菌の違いを知らない人が、新型コロナウィルスのことを《コロナ菌》と称しているそうだ。
ああ恐ろしや!飲んだくれ!
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