私は、普段全くテレビは見ないが、最近、新型コロナウィルスのことが気になり、報道を見ることが多い。
私が見るのは、Youtubeのニュースだけのチャンネルだ。
今日報道されていた中で驚いたのは、関東で緊急事態宣言に指定された都県から、指定されていない近県のパチンコ店へ、わざわざ越境して行く人が沢山いるとのこと。
その報道の映像には、茨城県のパチンコ屋の駐車場のあちこちに駐車している、東京や千葉や埼玉のナンバーの車が、写し出されていた。
そもそも、緊急事態宣言の対象地域のパチンコ店が休業しているのは、新型コロナウィルス感染症の拡散を防ぐためである。3密(密閉、密集、密接)に当たる業種なので、自治体が、自粛を要請している。
数の多寡はあれども、ほぼ全国で感染者が出ている状況なのに、緊急事態宣言が出た地域に住んでいてパチンコが出来ないからと、わざわざ越境してまでパチンコを打ちに行く人が大勢いる。
自分が新型コロナウィルスに既に感染している場合は、近県へばら撒きに行くことになるわけだし、未感染の場合、感染する危険に自分を晒しに行くわけである。
パチンコをやらずにはいられない、ギャンブル依存症の人々なのだろう。依存症にも色々あるけれど、アルコールもギャンブルも、本質は同じと言うことだ。
それなくしては、自分の生活が成り立たない。自分の人生の中心にあるものが、依存の対象となっているモノ(酒)であったりコト(パチンコ)であったりする。
酒の場合ならば、飲まずにはいられない。
パチンコの場合ならば、打たずにはいられない。
パチ中、アル中の5・7・5を作ってみると、こんな感じ。
『コロナなど そっちのけだよ パチンコだ!』(パチ中)
『飲めりゃええ! 酒で消毒 コロナめが!』(アル中)
しかも、両者に共通するのは、本人が依存症だと自覚していないことである。
大酒飲みが、自分のアルコール依存症であることを認めない。
パチンコ狂いの人が自分のギャンブル依存症であることを認めない。
タバコをやめられない、ニコチン依存も全く同じこと。
酒もタバコもパチンコも、考えて見れば、世の中に無くても、普通の人ならば誰もこまらない。
困るのは、それらに依存してしまっている人だ。
酒もタバコもパチンコも、それらをやり始めると、カネと時間を浪費するものであることが分かる。決して人間に利益をもたらすものではない。
依存症と言われる、病気であることが明白の、酒、タバコ、パチンコ。
ひとつ自分の依存症に気付き認めるならば、他の依存症についても、理解は早いはずだ。
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