私は昨日、酒を断って以来、ド素面で一番の大チョンボをやらかしてしまった。
具体的に何をどうしたのかは書かないが・・・
家族に迷惑は掛かっておらず、私が損失を被っただけ。
素面でやらかすとは。。。_| ̄|○
老化による大チョンボと言うより、これは生まれ持っての性格によるところが大きい。思い起こせば、物心ついた子供のころから、何度も大チョンボを繰り返している。
これまでなら、落ち込んだ時には必ず酒を飲んで、その事実から逃れていた。
皆さんも経験があるだろう。悲しい時、落ち込んだ時、遣る瀬無い時、酒を飲むと、アルコールがほんのいっ時それを癒してくれたことを。
でもそれは、偽りの癒しであって、アルコールが体内から抜けて行くとき、二日酔いの地獄の苦しみと、何も解決していない現実が目の前に出現する。
大チョンボを受けて・・・
私の気分はげんなりし、かなり沈み込み、ふさぎ込んでしまった。
そんな私を、家族は温かい目で見守り、励ましてくれた。
断酒後1年未満の頃の私であれば、こんなことをきっかけに再飲酒していたかもしれない。
が、昨日の私の頭には、この現実から逃れたいとの気持ちは湧かなかった。何をどうしようとも、時間を巻き戻すことは出来ないのだから。
この事態をどう収拾するか。
自分の心をどうやって持ち上げるか。
これを考えた。
人間の一生には、どんなに嘆き悲しんでも、どうにもならない出来事が必ず起こるものだ。
飲酒によって一時的に気分を紛らわすことを経験的に知っている人は、そんな時、多めに酒を飲むのだろう。
涙を流し、嗚咽しながら、酒を飲む。飲んでいるうちに、アルコールが脳に回ると、辛さが和らいでくる。それを持続したいがために、更に酒を追加で飲む。
翌朝、気づいたときには、頭がガンガンと痛み、吐き気が腹からこみ上げ、体中のあちこちが痛くて、そして、昨夜の悲しみ・恨み・悔しさは、いや増して襲ってくるのだ。
今、コロナ禍の中で、仕事や家族関係が中々に厳しい人が沢山いる。
そのうちの何割かの人は、酒で一時的に辛さを忘れる日々を送っていることだろう。
嬉しくたって、悲しくたって、悔しくたって、酒を飲んではいけない。
酒を飲んで物事が好転したと言う話は、古今東西聞いたことが無い。
酒を飲むと、必ず、問題は悪化して行き、何も解決はしない。
私は今回の大チョンボで、自分が酒から離れていることと、温かい家族の存在を実感出来た。
あなたも、酒からどんどん離れて、どんな時でも素面で過ごそう。
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