今日も抜けるような青空の一日だった。
秋晴れなのか、初冬の小春日和なのか、東京は過ごしやすい日だった。
家族はそれぞれの用事で外出したが、私は珍しくずっと家にいた。
午前中は、猫と日向ぼっこ。午後は昼寝。ん~・・・たまにはいいかな~
さて、小判鮫さんのコメントから、色々と考えることがあった。
当ブログに何度か書いているが、私も過去(30代前半)に顎に癌が発症し、外科手術で摘出している。
その当時、癌は5年間様子を見て、再発や転移が無ければほぼ大丈夫と言われていた。なので、手術後5年間は、顎になにか起きないか、身体のどこかに異変が生じないか、ビクビクしていた。
酒は別で、手術後こそ控えていたが、すぐに元の酒量に戻ってしまったが。
癌は今や二人に一人が罹患すると言われており、医学の進歩はあるものの、基本的には、投薬、手術、放射線の三つの治療が標準であり、予後が良くない人も多い。
もし、病んでいる病が、アルコール依存症だけであるならば、それは寧ろラッキーだと思った方が良い。
次の過去記事でも書いていることだが、今日も、繰り返したい。
タイトルにも書いたけれど、アルコール依存症は、その病の性質からしても、御しがたいものである。
だが、じゃじゃ馬慣らしではないけれど、一度うまいこと乗りこなすならば、これほど御しやすい病も、他にはないのではないか。
いつも書くことだが、この病(アルコール依存症)は、原因と治療法がごく単純・シンプルであって、
《原因=酒(アルコール)、治療法=断酒》
たったこれだけなのである。
アルコール依存症を御しがたいのは、酒の本質について理解するのに時間がかかるからだ。
アルコール依存症を御しやすいのは、一度酒の本質を自分のものにしてしまえば、酒がどんどん自分から離れて行くからである。
アルコール依存症の御しがたさと御しやすさは、表裏一体なのである。
私は、過去の自分の癌について考える時、未だに恐怖を覚える。
原因が不明であった。ある日、顎に違和感が生じ、ぽっこり腫れて来て、その内に膿が漏出して来た。痛みは無かった。
形成外科で手術し、腫瘍を摘出したが、あまりに奥深くまで腫瘍が伸長し、綺麗には取り切れなかったと、医者に言われた。
当時の知識でも、癌細胞が身体のどこかへ飛んで転移したり、取り切れなかった部分から腫瘍が再発するのではないかと、とても不安になった。
何度も繰り返すが、アルコール依存症は、
《原因=酒(アルコール)、治療法=断酒》
たったこれだけである。
断酒さえ守れば、アルコール依存症から回復して快適な生活を送ることが出来る。
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