酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

アル中の性の悲哀(断酒7年266日目)

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 寒風吹きすさぶ夕方、かみさんに頼まれて買い物に出た。

 駅の近くのアル中の溜まり場に、爺様とまだ30代くらいの2人のアル中が、ストロング缶で盛り上がっていた。

 

 爺様はよく見かける、歯なしフガフガ。30代くらいの男性は、初見参か。

 遠目に見れば二人とも、丸で哲学論議でもしているような表情だが、近寄ってみれば、なぁーんだ、単なるアル中が2人、ラリってるだけだ。

 

 不良共は徒党を組まないと悪さが出来ない。アル中は、アルコールが入らないと、エンジンが掛からない。そんなことを感じた。

 

 真面な人は、素面の自分が本当の自分で、酒に酔った状態の自分はヨッパライだが、アル中は、酒に酔っている状態が本当の自分である。逆転している。

 

 アルコールが切れると、自分ではなくなってしまうのが、アル中なのだ。

 

 それにしても、家の中にいても寒いくらいの日に、わざわざ外で、しかも飲んでいる酒は、コスパ最高のストロング系のロング缶だ。

 

 夏でも冬でもアル中は、自分を自分たらしめるために、薬物アルコールを必要としているのだ。

 

 悲しく哀れであり、遣る瀬無い。

 かつて、私自身も飲まずにゃおれぬアル中であり、夏でも冬でも薬物アルコールを摂取するために、毎日せっせと酒を飲んでいた。

 

 酒の魔力は、飲む人を捉え、飲まずにゃおれぬようにしてしまう。毎日毎日、それが高じて二六時中、体内にアルコールが回っていることが、日常になって行く。立派な一人前の(⁈)アル中の一丁上がり!である。

 

 私は今日の、冬空の下で酒を飲むアル中を見て、アル中の性(さが)の悲哀を感じた。どんな状況下であっても、最優先は飲酒なのだ。

 

 ここに至ると、酒を断つ考えなどあるわけもなく、飲むことが日常であり、飲み続けるための努力を惜しまないことだろう。

 

 私は、心底酒を断って良かったと思う。

 

 酒に囚われ、一生酒とともに歩み、酒で終わる人生など、反吐が出る。

 酒にまみれて死んでゆく自分を想像してみれば、そのおぞましさが分かろうと言うもの。

 

 私が現にアル中であることは間違いないし、そのことは認めているが、アル中はアル中でも、酒を飲まないアル中であることに誇りを持っている。

 

 一滴でも酒を飲めば、元の単なる飲んだくれのアル中に戻ってしまうわけで、それを十分に認識しつつ、酒なんぞを飲まないアル中でいるわけで。

 

 アル中の性の悲哀を、分かる人と、分からない人がいると思うが、あなたは分かるだろうか。

 

 

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