日中は暖かな太陽の光を感じた。気温も１５度くらいまで上がった。
一転、明日は寒そうだが、明後日の土曜は今日よりも暖かくなりそうだ。
昨日、携帯電話のサービスを運営する会社（MNO）間で、元の会社から５Gの技術情報を盗み、転職先の会社に持ち出していた男が逮捕された。
昨今の携帯会社間では、４Gの次の５Gのサービスを巡って、熾烈な争いが繰り広げられている。ライバル会社の技術的な情報は、喉から手が出るほど欲しいに決まっている。
だが、だからと言って、自分の異動と共に、右から左へと情報を移して（つまり盗んで）良いわけがない。
何にしても、新しいテクノロジーは、多くの人の血と汗と涙の結晶であり、それらの人の不断の努力の賜物なのだ。それを、労せずして手に入れるなど、論外である。
その点、断酒の技術・技法は、盗み放題、真似し放題。
酒を断つのには、どんな考え方やどんなやり方でも、その人に合っていれば良いわけで、これ！と言う唯一の考え方・やり方などは存在しない。
私のように、自分で工夫するのも良いし、断酒のブログやサイトでやり方を学ぶのも良いし、自助の会で色んな人の話を聞いてみるのも良い。
注意が必要なのは、先日も書いたけれど、高々数年から10年くらい断酒しているだけの、元飲んだくれ現アル中（←アル中は治らないから）が、教祖のようにやっている断酒関連の集まり。このようなものには深入りせぬように。
今はどうか知らぬが、その昔、一流の職人になるには、その道の達人に弟子入りし、技術を教わるのではなくて、盗めと言われたものだ。
最初は見様見真似であっても、師匠のやることを見て、真似ている内に、自分でもできるようになり、それが何故自分で出来るようになったのかを、後から理解する。
断酒も、先達の経験から、そのやり方を大いに盗むのが良い。盗むとは言葉が悪いが、良い言葉で置き換えるなら、参考にする、かな。
世の中には色んな人がおり、自分に考えの似ている人、自分とは全く違う人、など様々だが、断酒でも同じこと。
お！この人のやり方は面白そうだな。ちょっと真似してみよう。
こんな感じで良いと思う。真似してみたら意外と自分にフィットして、そのまま酒から離れることが出来るかもしれない。
断酒技術はどんどんと貪欲に漁り、盗み、吸収することだ。
因みに私の断酒技術・技法は、断酒後数年のブログにさんざっぱら書いて来たので、敢えてここには書かない。
興味ある方は、私の初期の頃のブログを読んでみてほしい。
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