風の強い日だった。
ひょっとして春一番か?いやいや早すぎだろ・・・と思っていて報道を見たら、過去にない、一番早い春一番だったそうだ。
そして、もうひとつ気になる報道を見てしまった。それは、私だけでなく、我が家の持病についての、憂鬱な内容。
明後日の土曜日から、スギ花粉の飛散が本格的に始まるとのことだ。
スギ花粉の飛散開始パターンには2種類あるそうで、ひとつには、飛散開始から徐々に増えて行き、ピークに達するもの、もうひとつには、飛散開始からいきなりピークで、それが続くもの。
今シーズンは、後者で、明後日の飛散開始から、いきなり大量のスギ花粉が舞うと、解説の女性が言っていた。
えぇーーー!!(@_@;)なにぃぃーーー!!(*_*;
私は上京以来、数十年花粉症に悩まされ、最早それがないと、春が来ないと言っても過言ではない。
そして、我が家は、妻と娘の花粉症の症状が私よりも重い。息子はほぼ感じないくらいに軽いが。
断酒してから毎年、花粉症の時期になると、私は酒と花粉について思いを巡らす。
酒は、自分の意思でその身体への侵入を阻止でき、アルコール依存症からの回復が期待出来る。
一方、スギ花粉は、向こうから勝手に体内に侵入し、アレルギー症状を引き起こす。酒は見えるが、スギ花粉は肉眼では見えない。
スギ花粉はとても厄介である。マスクなどである程度は防御できるが、完ぺきではない。抗ヒスタミン薬など、薬はあるが、副作用が気になるし、完ぺきではない。
これらのことを鑑みるに、アルコール依存症の原因である酒(アルコール)に関しては、何と防御が簡単なのだろうと感嘆するのだ。
断酒開始間もない頃は、この簡単のはずのアルコールの防御が実に困難に感ずるわけだが、それは心理的なものに過ぎない。
アレルギー体質は中々改善することも難しい。断食すれば良いだの、なんとか水を飲めばいいだの、青汁が効くだの、色々と民間療法のようなものを勧める本やサイトもあるが、眉唾である。
それに比べると、アルコール依存症は、その原因たる酒(アルコール)を飲まなければ、それで事足りる。
断酒以来毎年、スギ花粉飛散のシーズンを迎える度に、このことを強く思うのである。
いつもの主張だが、アルコール依存症は、病の中でも、その原因と治療法が明確であり、自分がその病とどう向き合うかが一番大事なところなのだ。
原因=酒(アルコール)、治療法(回復法)=断酒
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