二月も明日で終わり。
先週末は20℃くらいまで気温が上がって暑いくらいだったのに、今日は寒い。
今日の我が家は、息子も娘も朝から出かけてしまい、猫二匹と親だけが残されて、のんびりとしていた。
午前中、私はかみさんにバリカンで髪を切ってもらった。バリカンは、昔息子が野球をやっていた頃の丸刈り用に買ったもの。
バリカンを取り出すと、どうしても飲んだくれ時代にやらかしてしまった、息子の虎刈り事件を思い出す。
この息子も、野球は中学まででやめたので、丸刈りは卒業し、バリカンはたまに父親の頭に使用されている。
本当に飲んだくれのアル中はどうしようもない、厄介な、始末に負えない存在だ。
飲んだくれている人は、酒の快楽の前に己をどうすることも出来ず、溺れて行くのだ。
その酒の快楽の恐ろしさが十分に伝わって、鳥肌が立つような記事を見つけた。リンクを貼っておくので、是非とも読んでみてほしい。
この方(落下星さん)は、酒によって糖尿病になり、40代で右目失明、両足切断、更には腎不全で人工透析の生活になってしまい、50代で亡くなってしまう。
上記のリンク先の記事に、故人の声が載っているので、一部抜粋してみる。
===================
右目の視力を失ってから、「つぎは足にくるな」と思っていたのですが、私は足が壊疽(「えそ」と読みます。腐ってくる事。)を起こす恐怖よりもアルコールの魅力の方が強かったので、食事は注意していたのですが、飲酒はやめられませんでした。(^_^;)
(落下星の部屋?「右足切断」より)
===================
酒の飲み過ぎで糖尿病になった時点で、既にヤバイのに、眼底出血で右目を失明し、更に壊疽の危険があっても、やめられない酒。
その、やめられない酒についても、故人は記している。
===================
ところで、やっぱり「酒」もやめられない。(^_^;)
酒の悪い事は十分承知しているのだが、そして、この数年、
なにか特別な日にしか酒を飲むことはなかったが、
今日は飲みたくて我慢できなくなってしまった。
言い訳すれば、いろいろ言えるだろうが、
結局は意志が弱いだけなのだろう。
ウイスキーを買って来てしまった。もう、やめられないだろうなぁ
(落下星の部屋 2002年9月28日の「日記」より)
===================
分かっちゃいるけどやめられぬ。この心境は、とても良く分かる。
そして、この方は、私たちにこう警告して下さっている。この言葉を噛みしめて、これからも断酒を続けて行こう。
===================
私を「おろかなやつ」と笑って結構です。でも、あなた自身は絶対に同じ道をたどらないと約束してください。本当にお願いいたします。
===================
(落下星さんのホームページの本文を読むと、かなりのヘビースモーカーで、日に6箱(!)も喫煙していたそうだ。
更に、切断した足の写真や、両足が義足になった写真などもある。)
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)