朝方、マイナスまで気温が下がった。
快晴で雲一つ無かったが、午前中も寒かった。
昼前に、無人販売所の野菜を買いに、自転車でいつものルートを回って来た。今の時期はちょうど端境期で、どこの販売所でも、ほうれん草は置いてあるものの、他の野菜の種類が少ない。
今日は、野菜よりも、黄色く咲き誇るサンシュや、満開となった河津桜、畑に揺れる菜の花などの写真をスマホで撮影するほうがメインになった。
(今日撮影した写真は、明日以降のブログに載るかも⁉)
私が出掛けたっきり、なかなか帰って来ないので、家族から何度かスマホに連絡が入った(笑)
それが目的で出掛けたわけでもないのに、ふと目に付いた草花の健気に咲いている様がとても愛しくて、私はパチリと撮影せずにはおられないのだ。
断酒後の、自然に向けられる視線や心境の変化については、これまでに何度も記事に書いて来ている。今日、咲き誇る花々を見て、春の訪れを肌で感じて、断酒の素晴らしさを改めて思った。
昨夜、内輪のZOOMお喋りの会があって、誰かが発言していたが、断酒以来、自然の美しさに目が向くようになったと。
あの悪臭の根源のタバコも断つと、自然の空気のうまさが良く分かる。肺に一杯に吸って、深呼吸した時に、今まで何とまあ臭いものを肺に入れていたのだろうと。
酒に関して言うなら、アルコールが脳に回って、頭の中でお花畑が出現し、蝶々が待っていたかも知れない。でも、それは現実世界ではない。
飲んだくれのアル中は、酒で幻想を見ているだけで、現実世界の自然の美しさなど、眼中に無い。
昨夜のZOOMお喋り会でも話題になったのだが、これから桜の開花に伴って、花見の時期になるが、開花した桜の木の下で飲んだくれているアル中共は、桜の花など見てやしないと。
桜こそさぞ迷惑だろう。静かに咲き誇っていたいのに、眼下で酔っ払い共が喚き散らして騒いでいるわけで。あまつさえ、花の咲く枝を折り取ったりする輩もいるわけで。
同じ桜を観賞するにしても、断酒人は全く違う。静かに、桜そのものを見る。桜の美しさを観賞する。薬物アルコールに汚染された酔っ払い共の脳とは違い、素面のクリアな脳で、咲き誇る桜と対峙する。
『酒断てば 草花の美の 目に映る』
(さけたてば くさばなのびの めにうつる)
『飲んだくれ 桜は無視し 目は虚ろ』
(のんだくれ さくらはむしし めはうつろ)
どれだけ綺麗に咲き誇る桜を前にしても、ヨッパライの目には、それが映らない。
これから咲く桜は、一年の内でも一番、我ら断酒人には、とても楽しみなのである。
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