昨日、ビルトインガスコンロのことを書いた。
最新のガスコンロは、実に様々な機能が内蔵されており、驚いた。
我が家はガスでご飯を炊くので、早速今朝、自動炊飯機能を使ってみた。自動炊飯と言えば、電気炊飯器を思い浮かべるが、ガスコンロにその機能がある。
本当に炊けるのかな？？と、半信半疑のまま、説明書にある通りに、やってみた。因みに、これまで使っていた土鍋は対応しておらず、このガスコンロに対応している金属製の炊飯鍋を使った。
自動的に火力を調整し、炊きあがった後は、蒸らしの時間まで計って、ピーッと音で教えてくれる。
これまで、かなり古いガスコンロを使い続けていたので、ここまでガスコンロが進化しているのは、全く知らなかった。
私の心配をよそに、ごはんは炊きあがった。かみさんがそれで家族の弁当を作ってくれた。
但し、食べてみたところ、土鍋で炊いたご飯に比べると、ふっくらしていないし、甘味が感じられないし、うまさも劣るようだ。
飲んだくれ時代ならば、ごはんの味などには全く無頓着だった私が、今やごはんには拘っている。
飲んだくれ時代に大迷惑をかけたかみさんへの、せめてもの罪滅ぼしに、私は台所仕事を出来るだけやるようにしている。料理だけではなくて、皿洗いもこなす。
断酒してからの私は、料理には結構ハマっている。
今日の夜は、三つ葉が手に入ったので、そこから閃いて、親子丼を作った。普通は、親子丼を作ろうとして、三つ葉が必要だと思うのかな。全く逆の発想が、我ながらおもしろかった。
飲んだくれ時代は、酒の肴としてちょっと口に入れば、それで満足だったので、大して手もかけずに、自分だけのために適当に何やら作っていた。家族がそれを食べることは無かったように思う。
断酒してからは、自分のためではなくて、家族のために作っている。
家族のため、と言うのは、料理だけでなく、生活全般に於いて全て家族優先である。飲んだくれ時代は、自分が優先であったことを思えば、１８０度考え方が変わった。
好きなように好きなだけ酒を飲んでいるような生活は、全くの阿呆のすることである。自分だけ酔っ払って、家族には大迷惑をかけて、そんな自分勝手な飲んだくれ生活をいつまで続けるのか。
もしあなたがまだ飲んだくれ生活を続けているなら、今すぐにきっぱりと断酒しなさいな。家族のことを一番に考えなさいな。そして、断酒して料理に励んでみたらどうかな。
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