つい先ごろまで三寒四温だった季節は移り変わり、明日からは5月だ。
今日も、かなり気温が上がった。
いよいよ、プシュッ!ゴクゴク!プハァ~~~ッ!の時期がやって来る。
あれは、コンビニなどで入手したら、すぐに店外でしたい行為である。
家に持ち帰るまでに、せっかく冷えたヤツが温くなってしまうし、その前に、あの喉越しをすぐに体感したい、味わいたい、ガマンできん!
冷たいシュワシュワした液体が、喉を刺激しながら通過し、胃の腑に収まる時の、あの心地良さは、今でも私の中に残っている。
だが、今、コロナ禍にあって、外、つまり路上で屯して飲む行為が横行しており、感染拡大につながるとして、問題になっている。
今日、コンビニ各社が、
「路上飲みはやめてくれぇ~!お願いだぁ~!」
と、注意を促したそうだ。
この注意書きは、恐らく意味を成さないだろう。
だって、プシュッ!ゴクゴク!プハァ~~~ッ!の季節になって、店にギンギンに冷えたそれが売っているわけで・・・しかも、何ら法律に縛られてはいないのである。
飲んだくれにしてみれば、この注意は、夏の暑い日に、店でアイスクリームを売っているのに、買ってもいいけど、外で食べちゃダメ!って言われてるのと同じこと。
だったら、アイスクリームを売るなよ!となるわけだが、路上飲みやめて!につなげると、だったら、酒を売るなよ!と言うことになる。
路上で酒を飲んではならぬ、との罰則付きの法律があるのなら、路上飲みなど横行しないだろう。
「売っているものを買って、道すがら飲んでどこが悪いんだ?」
と、居直るのが飲んだくれであろう。
報道では、路上飲みをしているのは若者ばかりのような印象を受けるが、決してそんなことはないと思う。私のようなおっさん世代も路上飲みをしている。
非常事態宣言や蔓延防止の法律を改正したり、作ったりした時に、その中に、同法律が適用されている期間は、酒類の販売を禁止する旨の条項も盛り込めば良かったのではないか。
飲食店などでは、アルコール類の販売を中止させているのに、コンビニその他の店では普通に売っており、買えること自体が片手落ちなのだ。
『買えなけりゃ 出来やせんがな 路上飲み』
路上飲みやめて!の悲鳴にも似た注意は決して聞かれることは無いだろう。これは、法律違反となる、飲酒運転やめて!が全く聞かれていないことを考えてみれば分かることだ。
況してや、路上飲みは、法的に全くOKであって、取り締まる根拠がないのだから。
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