気温がグングン上がり、5月とは思えぬ暑さになった。
梅雨入りが大幅に早まるとの予報もあり、今年は夏が来るのも早いようだ。
冒頭の写真にも書いたが、我が家の周囲では、早くも紫陽花(あじさい)が咲きだした。紫陽花は、それが咲くころが梅雨ではなかったか。今はまだ5月半ば。
さて、断酒に関することに限って、断酒4日目から書き連ねているが、断酒9年目の日々を数える昨今、断酒に関して書くことが無い。
もはや、断酒に関しては、自分の中で別次元へ昇華してしまったのではないかと思えるくらいに、酒を飲まないことが当たり前。
それでも、このブログ開設時の一番最初に決めた、酒を飲まなかったら記事を書く、を実践しているのは、断酒とは生易しいものではないことを知っているからである。
酒を飲まないことは、自分の生活の一部であって、自然な生活だ。だがこうして、就寝前にこのブログを綴るときに、自分がアル中であることを思い出している。
断酒に賭ける情熱は、年月の経過と共に冷めて来ていることを自覚している。
過去を振り返ると、毎日酒に関すること、酒害に関することを丹念に調べては記事に書いていたり、他にも関連するブログを立ち上げて、断酒仲間を募っていたこともあった。
オフ会も頻繁に催し、数多くの断酒仲間と会い、語らった。
そうしたことの積み重ねが今の私へとつながったわけだが、酒から離れれば離れるほど、自分が断酒していること自体を忘れそうになり、今では日中は酒のことなど全く眼中に無い。
かつて、断酒の素晴らしさをもっと多くの人に知ってもらいたい、との思いに駆られ、活発に活動したこともあったが、冷めてしまった・・・
このブログを更新してからでなければ、床に就かない。
このシンプルなルールによって、今日も私は、一日断酒した事実を改めて思い起こす。ああ、私は現役のアル中なのだ!と。
断酒初期の頃は、酒を飲まない一日がかなり不自然に感じられたものだった。それは、断酒前、毎日酒を飲んでいたからである。
酒を断ち、酒を飲まない日々を重ね、毎日酒を飲まないことが当たり前になると、酒を飲むことが不自然な行為になる。
書くことに事欠く断酒9年目の現実とは、酒から離れ、断酒が板に付き、酒を飲まない生活が当たり前になったと言うことである。
今日は、家族の誰からもネタの提供が無かったし、ネットのニュースなどでも月並みなアル中の事件しか目に付かなかった。
毎日断酒に関するブログを書くこと。書くことに事欠いても、書くこと。それは、己がアル中であることを、一日に一度きっちりと思い出すためには欠かせない。
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