真夏日だった。30℃は軽く超えていた。
例年ならば、鬱陶しい梅雨が去ってから、ギラギラ輝く太陽と共に来る暑い暑い夏ではなかったか。
我が家の全身毛だらけの、夏でも冬仕様(?)の猫たちは、もう夏モードに切り替えて、床にペタッとダラーっと伸びていた😄
さて、先ほど、ブログに書くことがないなあ、と、今日のニュースをチェックしていたら、格好の素材が目に飛び込んで来た。
男の供述。
「ワクチン接種をしたので外でお酒を飲んでも大丈夫だと思った」
ん~。コロナワクチンを打つと、外で飲酒しても良い?そのことと、酒気帯び運転をすることと、何の関係があるのか?
私はこの男の年齢に驚いた。77歳!あと3年で80歳ではないか。
77歳のドライバーは、素面でも運転に支障が生じているのではないか。アクセルとブレーキを踏み間違えたりするのではないか。
人は、加齢に伴って、色々な身体能力が衰えて来る。いつまでも若いころと同じだと思っているのは、本人だけで、傍から見ると、ヨレヨレヨボヨボなのである。
恐ろしいことは、そんな年になっても、飲酒をしていることである。しかも、酔うまで飲んでいる。もう、十分に加齢によって衰えた身体に、更に毒物アルコールをトッピングしている。
老朽化した機械に例えるなら、定期的にメンテナンスし、軋まないように油を差し労わって使い続けるところ、油ではなくて、水を注いでいるようなものだ。しかも、機械の調子などお構いなしに。
80歳近い人の肝臓や腎臓は、臓器本来の力を発揮していないはずだ。その処理能力がかなり衰えているはず。自分をこれまで支えてくれた臓器は、労わってやらねばならぬ。
だが、この77歳の男は、老体に鞭打って(?)せっせと毒物アルコールを飲んでいる。
一体何歳まで酒を飲むつもりなのだろう。と、こんな疑問を抱くのは私だけで、多くの飲んべーは、死ぬまで酒と仲良く暮らして行く積もりだろうが。
加齢に伴って、身体のあちこちが衰えて来るのだから、老年を溌剌と生きるには、老化を促進する酒なんぞは断ってしまうほうが良いに決まっている。
未練たらしくいつまで酒を飲むのか。酒を立ってしまった私からすると、ダラダラとちんたらと、いつまでも酒を飲んでいる老人にならなくて、本当に良かった。
加齢に酒毒をトッピングしてどうするのだ。
そうでなくたって、人は老いて、見た目も中身も、人間として劣化して行く。
これはどうすることも出来ない事実だ。
ならば、断酒によって、綺麗に老いて行こうではないか。
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