昨年の元旦から聖書を日々読み、通読を目指したことを、以前書いた。
地球上で古今東西を通じて、ダントツのベストセラーであり、超有名な書物の聖書だが、通読したことのある方は、そうはおられないだろう。
何しろ、ボリュームが半端ではない。
私も、断酒をしていなかったら、そもそも聖書の通読などしていなかったはず。その前に、聖書そのものに興味も湧かなかったはず。
それが、このブログを通して知り合った、ある断酒仲間の方がクリスチャンであることが縁で、数年前から聖書を手に取るようになった。
さて、最近何度目かの通読で、エレミヤ書35章のあるエピソードが目に留まった。ざっとあらすじを書くと・・・
神様が、預言者エレミヤに、次のようなことを命じる。
「エレミヤよ。レカブ人のところへ行き、彼らを主の宮へ連れてきて、酒を飲ませなさい。」
エレミヤはさっそくレカブ人のとこへ行き、彼らを連れてきて、酒壺と杯を置いて、こう勧める。
「神様がこうおっしゃるのだから、あなた方は酒を飲みなさい。」
さて、レカブ人はどうしただろうか。
「いいえ、私共は酒を飲みません。なぜならば、レカブの子の私共の先祖のヨナダブが私共子孫に『あなたがたはいつまでも酒を飲んではならない。家を建てたり、種をまいたり、ぶどう畑を作ったり、所有してはならない。あなたがたがそこで末永く生きるために、一生幕屋に住んでいなさい』と言ったからです。」
レカブ人は、先祖ヨナダブの訓戒をしっかりと守り、決して酒を飲まない生活をこれまでもこれからも送るのだ。
神様は、レカブ人の心構えを褒める一方で、神様の言うことを聞かない人々(ユダの人とエルサレムの住民)に、エレミヤを通して次のように言われる。
「レカブの子ヨナダブが、酒を飲むなと子孫に命じたことは守られている。彼らは先祖の命令を守って、今日まで酒を飲んでいない。それなのにあなたがたは、私の言葉に聞き従おうとしない。」
このように、ひとつの家庭に於いて、飲酒に関してきちんと決まりごとがあることは、素晴らしいと思う。
酒を飲むなら適量にしておけ、とか、酒を飲むのは良いが決して酒に飲まれるな、とかは、飲酒が前提の家。我が家は、酒及び飲酒を否定し、最初から酒なんぞ飲むな!を、家訓にする。
なので、私もレカブ人をお手本にして、私の子孫に、
「一生を、酒なんぞに左右されずにしっかりと生きるために、絶対に酒を飲むな!」
との訓戒を残す。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)