昨日、ただマネするだけの楽な断酒について書いた。
そんなものはない!とも書いた。
マネに関してだが、断酒そのもの、断酒という行為をマネすることは、とても良い。
SNSで拡散する、失神チャレンジなどの危険な行為をマネして命を落とす人がいる。世を知らぬ若者に多い。
それをしたらどうなるか、どのような危険があるのか、きちんと考えもせず、ただ興味本位で、自分もやってみよう!と、軽々しく臨むことは、自分の命をも軽んじていることになる。
そんな怪しげなチャレンジに比べたら、断酒はどんな風にマネしようとも、どのように実行しようとも、酒が飲めなくて辛いかもしれないが、身体には良いし、命が延びる。
「今日から、或いは明日から、3日間だけ酒を飲まないで居てみよう・・・」
こんな感じでもいいのではないだろうか。悲壮感を漂わせて、もう金輪際酒を飲まない。これが人生最後の一杯だ、みたいな断酒は、何だか悲しい。と言いつつ、私の断酒は、それだったけれど。
他人がやっている断酒に興味が湧いて、ちょっとマネしてみて、もしかしたらそのまま続くことだってあるかもしれない。
私の若い頃に、今の私のような元酒飲みで断酒して結構な年月が経っているおっさんが、飲酒の危険性と断酒の必要性を説いてくれていたなら、と想像してみる。
あぁ、このまま自分が酒を飲み続けると、危険だらけではないか。
たまたま、これまで酒を飲んで酔っ払って、危険な目に遭っていないだけではないか。
そうか、これから先、そのようなことが待ち受けているのか。
確かに、酒の正体は単なる薬物アルコールで、人間を壊す飲み物に過ぎない。
ならば、酒なんてきっぱりやめてしまおう。
と、まあ、こんな風に私の人生が変わっていたかもしれない。
残念なことに、私の若い頃、熟語としての「断酒」は知っていたけれど、それは、手がブルブル震えているアル中の人が、入院先で無理矢理酒から引き離されること、くらいにしか認識していなかった。
一番いいのは、我が家の子供たちのように、成人しても酒なんぞとは一線を画し、全く興味すら持たないこと。
もし飲酒してしまっているなら、飲酒量の多寡に関わらず、即刻飲酒をやめること。つまり断酒である。
断酒に遅すぎることはないけれど、20代でするならそれがベストだ。30代でもいいなあ。40代、まだまだ若い、OK!50代、老後を睨んで、断酒がいいね。60代、遅くない!70代、悟りの断酒かな。80代、よくぞ決断されましたな・・・
私の心からの希望だが、若い人に、是非とも断酒をマネしてマスターしてほしい。
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