今日、関東地方は梅雨明けしたそうだ。
夏特有のもくもくとした雲が空に現れ、抜けるような青空と競演していた。
天気予報を見ると、これから先に雨のマークは無くて、晴れて暑い日が続くようだ。ついに、夏がやって来た。
さてさて、断酒によって飲酒を否定してからと言うもの、私はブログネタとして、飲酒及び酒への反証を常に考えている。
今日は、交通量の激しい道路を歩いていた時、四つ角の信号を見て、あぁ~これだと思ったことがある。
とても単純なことなのだが、それは、交通をスムーズにさせるために、青くなったり黄色くなったり赤くなったりしている信号だ。
生まれてから死ぬまでの人生に於いて、自分の行動を律する為に、青信号、黄信号、赤信号が心の中に灯るわけだが、脳を操るアルコールによって、信号は本来の色に灯らない。
酒を甘く見て、飲んだくれてはやらかしている人は、赤信号なのに停止もせずに交差点を通過して行く。周囲の人が、赤だから停止しろと忠告しても、聞かない。赤で侵入しても、たまたま運良く無傷で通過出来ることが多かったのかもしれない。
恐ろしいのは、酔っぱらってしまうと、赤信号が危険であることを認識しなくなること。今、信号を比喩的に書いているのだが、酔っ払いは本当に、信号の色を認識しない。
一方、断酒人は、青信号を確認してから交差点に進入し、尚且つ、左右を気にして進む。決して信号が青であることだけを信用せず、その時々に応じた交差点の状況を踏まえて、進む。
これは、断酒人が全くの素面であり、身体に一滴のアルコールをも帯びていないから成せることである。
飲んだくれは、赤信号でも平気の平佐で交差点に突っ込んで行く、愚かな存在なのだ。いつ大きな事故に遭ってもおかしくない。
酒には、人をして信号を無視させるだけの魔力が備わっている。人生のあらゆる場面で、アルコールが信号無視を助長させ、事故を起こさせる。
素面であれば、信号が黄色に変わった時点でブレーキを踏み、赤信号に備えるわけだが、酔っ払いは信号など意識しないので、黄色も赤色も全て青色と同じ。恐ろしいことだ。
自分らしく生きる為に、心の中に灯る信号は、飲酒によってかき乱され、青黄赤を示さず、消えてしまう。 酒はその主成分アルコールによって、飲む人の心の中にある信号を壊してしまう。
道を歩きつつ、子供がきちんと理解している交通ルールの基本の信号でさえ、酔っ払った大人は無視してしまうのだと、そんな事を考えた次第。
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