ついに、東京では4000人を超え、全国では1万2千人を超えた。
昨年のいつからか、新型コロナウィルス感染症の陽性判明者について、毎日報道されている。
正直な話、ここ数日の感染の急拡大にはとても驚いている。じわじわとひたひたと、ウィルスが私にも迫って来ているような、そんな感覚だ。
ここに至っても、国は《緊急事態宣言》の他には手段を持たず、出来ることと言えば、その適用範囲を拡大することだけだ。
以前、このことを《馬鹿の一つ覚え》の如く、と書いた。が、馬鹿でも利口でも、2019年末に突如として出現した新しいウィルスへの適切な対処法は、分からないのが当然だろう。
新型コロナウィルス感染症に対して、どうしたら良いのか、門外漢の私には全く分からない。諸外国の対応も、ロックダウンとワクチン接種の二本立て以外には無いようだ。
マスク、手洗い、三密を避ける、の基本的なことの他に、自分に出来ることは、断酒を継続すること。これだけだろうか。
コロナ禍 にあって、酒を飲みたい人は、行政の要請を無視して酒類の提供をする店で、路上で、家で、酒を飲み、酔い、自分の行動に抑制が効かなくる。自らを新型コロナウィルスの感染の危険に晒す。
酒を飲まなければ、いつも注意深く行動が出来る。ウィルスは目に見えないし、どこに潜んでいるかも分からないので、完璧に感染を防ぐことは出来ないが、そのリスクをかなり減らすことは出来る。
酒を飲む人と、酒を飲まない人との違いは、アルコールが脳に回って、酔うか、酔わないか、である。
酔えば、新型コロナウィルス感染症だけでなく、世のあらゆる危険が、自分にとっては危険ではなくなる。何の根拠も無いのに、自分だけはあらゆる危険から守られているような、そんな感覚になる。
酔って帰宅すれば、普段している手洗いやらうがいやら手指の消毒やらもしないのではないか。酔うと、色んなことが面倒になる。
脳に回ったアルコールは、本当に碌なことをしない。人間を操り、悪い方へ悪い方へと誘導する。結果的に、酒を飲んだことにより、得られるものより、失うもののほうがより多い。
コロナ禍にあって、断酒は自分を守るために必要な、自分で選び行うことの出来る手段である。
新型コロナウィルス感染症の猛威にあって、酒及び飲酒に関しては、国を挙げて抑制に動いてる。酒を断った私たちは、これについても、心静かに、恬淡としていられる。有難いことではないか。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)