朝から夜まで、ほぼ雨の一日だった。
雨が降らない時間帯もあったりしたが、私は朝から絶不調であった。低気圧不調と言うらしい。
午前中は動けていたが、昼食後、丸で電源が故障した電気製品のように、動けなくなり、ずっと寝ていた。怠いだけで、横になって寝ていると楽。ただ、それだけと言えばそれだけ。
天候に左右されることはなく、日中はほぼ寝ている猫たちは、今日のような状態の私には、打って付けの睡眠の友だ。特に、白猫のちぃちゃんは、私の足元にぴたりと張り付いて寝ていた。
私の低気圧不調は、症状と対処法がとてもシンプルであって、しかも天候の回復と共に、症状も改善する。夜になって、雨も弱まり、明日の快晴に向かいつつある気象を感じて、私も動けるようになった。
今日の体調の変化は、低気圧と言う自然の力に私の体が反応したものだが、朝から動けないことは、かつて何度も経験している。
そう、二日酔いである。二日酔いの日は、今日と同じように朝から動けず、ひたすらに体内からアルコールが抜け切るのを待ちつつ、横になっていたものだった。
結果的に動けない一日であったとしても、自らが作った原因によるもの（二日酔い）と、自然現象による不可抗力なもの（低気圧不調）では、その心持ちに雲泥の差がある。
二日酔い⇒あ”～、あんなに飲まなけりゃよかった｡｡｡＿|￣|○。。。早く抜けないかあ、アルコール。とにかく動けないし、吐き気もひどいから、静かにしていよう。
低気圧不調⇒参ったな、動けない。早く低気圧どこかへ行ってくれないかな。ん～、仕方ない、横になっていれば苦痛もなく楽なので、寝ていることにしよう。
動けない一日の原因は、自分の心持ちだけではなくて、家族の視線にも大きな違いがある。
二日酔い⇒まったく、困ったものだ！勝手にあんなにお酒をたくさん飲んで、また二日酔いでひっくり返ってるよ！どうしようもないおやじだ！
低気圧不調⇒あららぁ、かわいそうに。今日は動けないんだねぇ。たまには仕方ないよ。雨が上がるまで、猫と横になってなよ。
動けない一日は、一年のうちの何日かは、誰にでもあるだろう。特に、大酒飲みの人には、動けない一日の数は多いかもしれない。
飲みすぎの二日酔いで動けない一日をカレンダー上で赤丸を付けたら、一年のうちの数十日は赤丸で埋まるのではないか。
そうそう、話は変わるが、動けない一日であったならば、今日はジムでの運動も休んだのかな？
いやいや、元々夕方は用があってジムへは行けそうになかったので、朝行って、運動をして来た💪
但し、いつものようには調子が出ず、途中から低気圧不調の異変を感じ取った。自分の身体の些細な変化に気づけるのも、断酒の成果だろうな。
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