なんとまあ、10月も半ばだと言うのに、今日も暑かったこと!
午前中所用で出歩いて来たのだが、汗だくになり、着替えた。
今年の秋は、夏の続きが長過ぎて、もう辟易している。明日からはぐっと気温が下がり、秋らしくなりそうなので、少し安心している。
さて、22時過ぎに、娘は当たり前に素面で帰って来た。親の心配をよそに、酒のさの字も無く、ごく普通に帰って来た。
彼女の母親が飲み会に出るときと全く同じで、ノンアルコール飲料で、適当に付き合ったそうだ。
娘は、息子と違い、アルコールパッチテストをやっていないので、酒が飲める体質なのかどうか、分からない。
私が断酒したとき、娘は小学校の6年生だった。
断酒後すぐに卒業式、そして2週間ほどして中学の入学式があった。大酒を飲む習慣を持ち、自分の都合で勝手に断酒して、その辛さを十分に味わっていた時期に迎えたイベントなので、よく覚えている。
息子のときは、卒業式・入学式と、大いに酒を飲み、喜んでいたので、娘のそれらのイベントで酒を飲めないのは、惨めだった。今となっては、あれも断酒の思い出。
娘は小学校6年まで、飲んだくれた父親を見て、中学に上がってからは、断酒した父親を見て育ったことになる。
父親は、断酒前、断酒後で、酒に対しては180度変化したので、少し戸惑ったようだ。飲んだくれ人間が断酒人間に変身(変心)したわけだから。
断酒後、私は子供たちに口を酸っぱくして、飲酒の危険性を教えた。子供たちにとっては、耳にタコだったことだろう。それでも兎に角、何度も何度も、繰り返して、酒の真実を教えて来た。
子供たちが酒を飲める年齢になった時、彼らが酒に対して抱いているイメージが、私の教えて来たとおりであることを知り、親としてとても嬉しいし、安堵している。
これほど徹底した不飲酒教育をする親は、世間一般的にはほぼ存在しないのではないだろうか。
私は、親として、子への不飲酒教育は、必要だと痛感している。私自身が、自分の親からこの不飲酒教育を受けたかった。
酒を飲める体質かどうかは全く関係なくて、酒の真実と、不飲酒の生き方を、親が子へ教えることが大事だ。
酒の本質は、薬物アルコールであり、法的に酒を飲んでもよい年齢に達したからと言って、他の同世代の人々と同じ行動を取る必要など全くないこと。
私と同じく娘さんを持つ方から、昨日の記事へのコメントがあった。
例えば人間関係やら性教育やらに関しても、各家庭の教育方針がある。飲酒に関しても、個々の家庭で様々な考え方があるはずなので、この方のお考えも尊重したい。
我が家では、私もかみさんも、酒は毒だと断じており、人生には不要だと、子供にはそのことを伝えて来た。
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