ある生命保険会社の「飲みニケーションの必要性」についての調査。
不要と回答した人が6割に達し、必要と答える人を始めて上回ったそうだ。
生来酒を飲まず(飲めず?)に人生を謳歌している我が妻は、4年も前にこのことを喝破していた。
この時の記事の中での、妻の言葉を再録してみる。
「酒がなきや、コミュニケーションがとれないなんて、高度経済成長期のジジィ世代じゃないの?」
「今の若者、そんなにお酒を飲まないみたいだよね?そもそも、飲みニケーションなんて、あんなのおかしいんだよね」
「男なんだから、言いたいことは、ズバズバ言わなきゃダメでしょ。お酒がなきゃ思ってること話せないなんて、情けない!」
ん~。実にさばさばしていて、気持ちの良い言葉だ。
仕事を終えたら、そこで一区切りつけて、職場とはバイバイが良い。会社の建物を出てまでも、仕事関係の人とダラダラ酒を飲むなんて、時代錯誤だと思う。
若い頃から酒を好きだった私だが、飲みニケーションには否定的だった。そこまでして職場の人と酒を飲みたいと思わなかった。忘年会などの飲み会は、酒が好きなだけ飲めるので、出ていたが・・・
アルコールが入れば、大脳のタガが外れて、日ごろ言えないこともスラスラと口をついて出て、コミュニケーションが活発になるなどと?幻想に過ぎない。
昭和世代の酒好きのおっさん連中が、若者を引きずり込んで飲んだくれたいだけだ。バカバカしい。
飲みにケーションなど不要であると、若者がきっぱりとはっきりと自分の考えを押し出し始めたのだろう。良い事である。
酒を飲みたい人は勝手に好きなだけ飲めば良い。飲みたくもない人を引っ張り込むのはやめてほしい。そう思っていたので、この生命保険会社の調査結果は、嬉しいね。
こうして世代交代が進み、下らん「飲みニケーション」なる文化は廃れて行く。既に時代錯誤の領域に入りつつあるのかもしれない。
仕事仲間と薬物(アルコール)をやりながら、コミュニケーションを図ろうなんて、良く考えて見れば、おかしな話ではないか。
仕事を終えたらさっさと職場も人間関係もプライベートに切り替えて、酒なんぞに侵されていないクリアな脳で、自分の好きなことに時間を使うのがベストだ。
私も20代の頃に戻って、酒なしの人生をやり直してみたいなあ。
この願望も幻想に過ぎないので、今を生きる人々に、飲酒のバカバカしさ、断酒の素晴らしさを、私はこれからも伝えて行く。
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