寒い寒いと家族は言うけれど、今日などは左程に寒さを感じなかった。
寒さに慣れて来たのか、それともほんの少しずつ暖かくなっているのか、それの両方なのか。
断酒からは外れるけれど、私が今日出逢い、深く心に残ったことについて先ずは書いてみたい。その光景を思い出すと、心の中でじんわりと温かくなる。
電車に20分ほど揺られ、家から少し離れたところにあるスーパーへ買い物に行った。そこは、肉が安いので、たまに買い出しに行く。
その店で、お二人とも白杖を突き、旦那さんが買い物かごを下げ、奥さんは旦那さんの腕にしっかり掴まっている、仲睦まじいご夫婦を見た。お二人とも、20代後半くらいかな。奥さんのお腹には赤ちゃんが。
旦那さんは弱視で少しは見えるようで、目を商品に近づけて、奥さんと相談しながら、買い物かごに品を入れていた。
ほんの数分だけだったけれど、このご夫婦を見ていて、とっても温かい何かを感じた。健常者の私からすると、とても大変そうに感じるけれど、ご本人たちは明るくて温かい家庭を築いている。
これから先、赤ちゃんが生まれて、子育てが待っているけれど、きっとこの二人なら立派に子供を育てることだろう。
世代からすると、このご夫婦は、私の子供、生まれ来る赤ちゃんは私の孫。また、このスーパーに来て、このご夫婦に会えるといいなあ。お見掛けするときは、赤ちゃんも一緒だといいなあ。
私は買い物をしながら、そんなことを思った。
さて、断酒ブログなので、酒のことを書いてみる。
上に書いたご夫婦から感じたのは、愛情である。お互いを思い遣り、お互いを信頼すること。それは、お二人から丸で遠赤外線のようの伝わり、私の心を温めた。
我が家では、私が一方的に酒を飲んで酔っ払っていたわけだが、その飲酒行動には、愛情の欠片も無かった。ただ自分勝手に酒を飲み、自分だけ薬物アルコールに酔い痴れて、ラリッていた。
妻のことを真剣に考えるなら、妻に愛情を抱くなら、酒など飲んでラリッている場合では無かった。
これは、相手に対してだけのことではない。
愛情は、自分に対してこそ必要なのだ。自分を深く愛し慈しむ、即ち、自分に愛情を抱けばこそ、酒など飲んで自分を傷つけることは良くない。
酒を飲んで酔っ払うことが自分をどれだけ窮地に陥らせ、社会生活を危うくさせるのか、自分に深く愛情を抱く人は、理解出来るはずだ。
買い物先のスーパーで見た、仲睦まじいご夫婦から、今日は、断酒と愛情について考察してみた。
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