何となく、梅雨の晴れ間のような雰囲気の天気。
時間を見つけて、今が最盛期の桑の実を採って来た。なるべく粒の大きくて甘いのが生る木から、贅沢に。
台所で、大きめのステンレスボウルにザァーっと入れて、流水でじゃぶじゃぶ洗い、これもステンレスの網ざるにザァーっと上げる。
更に面倒だけれど、一粒ずつ、実の軸をキッチンバサミでカットする。
今の時期だけの、そして知っている人だけの、贅沢な果実。スーパーにも八百屋にも売っていない、きらきらと黒光りする宝物。
これは、妻も大好きなので、下処理のし甲斐があると言うものだ。
昨日までに、これのジャムを何度も作り、食べきれないものは冷凍にした。たまに思い出して冷凍庫から取り出し、解凍して食べて、5月のころを思い出すのが楽しい。
朝から夜まで、私の脳裏に酒が浮かぶことはなく、当たり前に一日が過ぎた。
断酒以来、いつの頃からだろうか、一日の中で、このブログを書く時以外には、私の意識が全く酒に向かうことが無い。これは強がりでも何でもなく、単に事実である。
なので、本当はもう、この断酒にクローズしたブログを書く必要など無い。
まあ、このブログに関しては、特に決めているわけではないが、もう少し続けてみる積もりではいる。
(が、どうなることやら・・・最近、これの編集画面を開く度に、自分は何をしているのだろう?との疑問がふつふつと沸き上がることがある・・・)
人の酒に対する意識がこれほどに変わるものだとは、自分でも改めて驚く。このことは、私の場合タバコに関しても言える。毎日2箱も吸っていた人間が、今や激烈にあのタバコ臭を悪臭と感じ、毛嫌いしている。
一日中酒もタバコも出て来ない現実は、私にとってとても快適である。
それなので、歩きタバコの人や真昼間からストロングを飲むアル中を見かけると、とんでもない嫌悪感に見舞われるのだ。
あー、私の前にタバコが出て来た!酒が出て来た!
ここから学ぶことは何だろう?と、自分に問い掛けて、通り過ぎる。
私自身が酒もタバコも手にすることはないのだが、丸で映画やドラマのように、時として私の眼前に、それらを手にした人が現れるのは、私への警告だと捉えている。
もう一度酒やタバコに手を出すと、このようになるのだと。
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