いつから雨が降っていたのだろう、早朝には音を立てて雨粒が落ちていた。
午前中はずっと雨だった。昼から晴れる予報ではあったが、ちょうど雨が上がる前に、酷い降りになり、用足しに出ていた私の足は、膝下からびっしょり。
さすがにこの雨の中、件のアル中は指定席にはいなかった。
さて、セルフ・エフィカシー。
これは、日本語にすると、自己効力感。
ちょっと調べ物をしている時に、たまたま出くわした。
自己肯定感は聞いたことがあり、意味も把握しているが、自己効力感?セルフ・エフィカシー?ん?なんだろ?
自己効力感とは、何かを達成したい時に、それが自分に出来ると言う点に於いて、自分の可能性を認知していること。別の表現をするならば、決めた目的に向かって、それを自分が達成出来ることを分かっている状態。
断酒にこそこのセルフ・エフィカシーが必要だと痛感した。が、それまで飲んだくれていた人が一念発起して断酒するとして、初めて行う断酒が自分に必ず出来るなどと、認知出来るだろうか。
調べたところ、自己効力感を高めるためのポイントが幾つかあるようだ。
その1:成功体験。
⇒これは、断酒だと、3日とか1週間とか連続して断酒出来たら、それが自己効力感を高めることになるのかな。
その2:代理経験。
⇒これは、自分と似た境遇の人が、断酒が上手く出来ていることを、自分に置き換えること。
その3:言語的説得。
⇒誰かに、「きみなら断酒出来るよ!」と言ってもらうこと。
その4:生理的情緒的高揚。
⇒これは、断酒にワクワクドキドキする気分の高まりだが、ん~、断酒では気分が落ち込むから、これは無いかな。
その5:想像的体験。
⇒断酒が成功していることをイメージすること。これなら誰でも出来る。
この内、断酒道の先を走っている者からすると、後から来る人に協力出来るのは、その2とその3かな。
その2では、私のようなどうしようもない飲んだくれでも、断酒が出来ていること。
その3では、私はいくらでも、断酒しようとしてるあなたに、「あなたら大丈夫!断酒出来る!」と励ますことが出来る。
そんなわけで、私は今日学んだセルフ・エフィカシー(自己肯定感)を、断酒に応用してみた。
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