地球が壊れてしまったかのような、連日の猛暑。
ついに明日で連続猛暑日の新記録らしい。
我が家は今日も朝からエアコンのお陰で、人間も猫も快適な一日を過ごすことが出来たのだが、後から来る電気代が恐ろしい。
今日は午前中から午後にかけて、3本のレズミルズに出ようと張り切って準備して、10時過ぎに家を出た。
私のジムは、電車で一駅なので、あっという間に到着する・・・のだが、乗った電車がどういうわけか動かない。そのうちに、人身事故のアナウンスがあったので、すぐにその電車を降りて、一旦自宅に帰った。
あ~あ!完全に出端を挫かれた!
人生には3つの坂があり、上り坂、下り坂、そしてまさかだと言われるけれど、動かない電車から降りるとき、その「まさか」だと思った。
結局、最初の2本はキャンセルし、3本目のボディ・アタックだけ出た。
そのボディ・アタックで気付いたことなのだが、いつも参加していて顔見知りのジム仲間の男性のことだ。
明るく陽気な彼は、プログラムのムードメーカーで、彼が参加しているだけで、レズミルズの時間が更に楽しくなる。
それが、今日に限って彼の様子がおかしい。
動きがぎくしゃくし、いつもの陽気な雰囲気が全くなくて、どちらかと言うと怠いような具合悪いような感じを受ける。
彼は私と違い、1本目から出ていて、連続3本目なので疲れたのかな?と思いつつ見ていたら、インストラクターの青年は事情を知っているらしく、時折りこんな声を掛けていた。
「大丈夫ですかぁ?二日酔いでキツイでしょうけど、頑張って行きましょう!」
それを聞いて私は、
(あぁ~!なるほど!そういうことか!)
と、一瞬で合点がいった。
プログラムが終わって、更衣室で彼に昨夜のことを聞いてみたら・・・
「いやぁ、昨日は結構飲んじゃいまして、帰って来たのも遅かったんですよ~」
声が枯れていて、二日酔いでの運動後なので辛そうだった。
私もかつては二日酔いの常習犯だったので、彼の今日の辛さは良く分かった。それにしても、二日酔いなのに、ジムでレズミルズ3本に連続で参加するのも凄い。そんなことを思った。
酒飲みの人との付き合いが皆無になったので、二日酔い状態の人を見る機会がとんと失せた私に、今日は妙な形でその二日酔いの人が現れた。
二日酔いの時って、酒の影響の無い元気な人が輝いて見えて、とても羨ましかったことを思い出した。
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